家をまるごと片付けるといくら？業者に一軒家の残置物撤去した費用相場を12軒から比較

• 一軒家を片付けないといけなくなった…
• 家を売ることになったので中にあるモノを全部片付けないと…
• 残置物込みで一軒家を買い取った…

となったとき、残置物（家の中にある不用品）を処分しないといけなくなります。

もちろん、自分で片付けることも可能ですが、さすがに一軒家となると業者を使うのが一般的でしょう。

でも、業者に委託して片付けてもらう場合、いくらかかるのか？というのがやっぱり気になりますよね。

見当をつけておくためにも、業者に見積りを依頼する前に、ドクターエコが片付けてきた一軒家（２DKの小さな物件〜６LDKKの二世帯住宅）を一般的な状態の物件〜ゴミ屋敷化してしまっている物件など、さまざまな一軒家を12軒紹介します。

まずは知っておきたい費用の相場「１㎥あたり7000円〜１万3000円」

まず知っておいていただきたいのが、残置物を片付ける際は一軒家だろうと、マンションだろうと１㎥あたり約１万円と覚えておけば大きくボッタクられたり、不法投棄している業者に巻き込まれるリスクを減らせるでしょう。

ただし残置物の中には、有価物（再資源化できる不用品）という格安で買い取ってくれたり、無料で処分してもらえる不用品もあり、そうした場合は１㎥あたり7000円で処分できることもあります。

一方で、ゴミ屋敷化していて仕分けに時間がかかったり、リサイクル料などの別途処分費用がかかる残置物については１万3000円となったりもします。

費用はいくら？一軒家の残置物撤去した12軒から比較

先ほど説明したように残置物の撤去・処分は１㎥あたりの体積で計算されます。

少しイメージしていただけるとわかると思うのですが、生活の仕方や店舗の使い方によって残置物の量も変わるので、物件のサイズで決めることができません。

極端に言えば、ゴミ屋敷化してしまっている物件と運搬作業だけの物件では金額が４倍以上変わることもあります。

ですので、いくつかの事例を見て比較したほうが、より正確であるかもしれません。

ということで、参考にしていただくためにもドクターエコが担当した一軒家の残置物を片付けた実績を紹介していきます。

東京都武蔵村山市本町にある5ldkの一軒家で残置物（ゴミ屋敷）を片付けた費用

↑作業前と片付けた後の写真を交互に並べて比較できるようにしています。

この物件は２階建て5LDKのとても大きな戸建の物件であり、ゴミ屋敷化していました。

写真を見るとかなり散らかっているように見えますが、ゴミ屋敷としては軽度なもので、２トントラック３台に収まることもあり、この金額で収まっています。

ゴミ屋敷化してしまった物件は放置しておくとデメリットしかなくなるので、できるだけ早く片付けることをおすすめします。

ゴミ屋敷の危険性はコチラで確認できます↓

お金がないなら、なおさら。ゴミ屋敷を片付けるべき５つの理由。掃除されていないからこそ...

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2023.11.25

この物件の詳細はコチラの記事です。↓

【東京都武蔵村山市本町】ゴミ屋敷を片付けてきました。（一軒家5LDK）

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2023.11.25

東京都世田谷で3LDKの一軒家を売却するために残置物撤去（不用品回収）した費用

こちらは世田谷にある実家を売却することになったお客様の例です。

売却をする場合は買い主との契約もあるため「一週間以内に片付けなくてはならない。」と緊急事態になる場合もあります。

ですので、写真のように生活していた状態からでも片付けることになるのは一般的です。

仮に片付ける猶予期間がある場合でも、仕事の合間に実家の片付けは大変です。

思い入れのあるモノも１つ１つ処分することになるので、なかなかはかどらず、結局業者に依頼するという方も多くいます。

この物件の詳細はコチラの記事です。↓

【東京都世田谷区】不動産売却にともなう残置物撤去（不用品回収）してきました。（一軒家3LDK）

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2023.11.25

東京都大田区西蒲田で4LDK一軒家の残置物を片付けた費用

この物件は親子三世代に渡って住まれた一軒家で、三世代ともなると長く住んでいるだけあり、「捨てて良いモノなのかわからない残置物」というのが大量に発生します。

なかには祖父母の日記や家系図、それからタンス預金のようなものが隠れたところから出てきたり、なんとなく重要そうなものが押入れの奥にしまってあったりもします。

この物件は不動産売却にともなう残置物だったので、売買契約に基づいて処分しています。

この物件の詳細はコチラの記事です。↓

【東京都大田区西蒲田】不動産売却にともなう残置物撤去（不用品回収）してきました。（一軒家4LDK）

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2023.11.25

埼玉県川口市で5LDK一軒家の残置物を片付けた費用

特に戸建庭付きの物件を売る場合はこのケースが参考になるでしょう。

写真のように庭や外にある大量の植木鉢や後付したフェンスがある場合も契約通りに片付けることが重要です。

慣れていない業者であれば見落としがあり、不動産を指値で売ることになるリスクもあるので気をつけましょう。

また、今回の物件は、ある程度は片付いてはいたのですが、大量の残置物があったため２トントラック４台でこの金額となっています。

この物件の詳細はコチラの記事です。↓

【埼玉県川口市】不動産売却に伴う残置物撤去（不用品回収）してきました。（一軒家5LDK）

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2023.11.25

千葉県松戸市で3LDKの一軒家にある残置物を片付けた費用

この千葉県松戸市の物件は引っ越しをともなう残置物を処分するケースでした。

新居への配送サービスも利用しているので全てを処分したわけではないですが、写真のような３LDKの物件を30万円以下で片付けることができました。

残置物を新居に持っていく（配送サービスを利用）することで格安に片付けることができたり、新居での生活をスムーズに行うことができます。

なにより新居に「開かずのダンボールの山」がなくなるのでとても快適な新生活をスタートすることができます。

この物件の詳細はコチラの記事です。↓

【千葉県松戸市八ヶ崎】不動産売却前に残置物（不用品）を撤去してきました。(一軒家3LDK)

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2023.11.25

埼玉県川口市の3DKの一軒家で残置物を処分した費用

この物件は不動産売却を前提、さらに遺品整理にともなう残置物を処分したケースです。

こうしたケースは仏壇の供養や神棚のお祓いをして処分するケースがほとんどです。

ドクターエコでは供養代行も行っており、お寺や神社で共同供養、共同お祓い（１万円）、個別での供養、お祓い（３万円）で承ることもできます。

また今回の物件は三世代にわたり長く住まわれた物件でしたので、大量の私物が混合して収納されているのが特徴的でした。

ですので２日間で１6名のスタッフが動員されており、この金額となっています。

この物件の詳細はコチラの記事です。↓

【埼玉県川口市】不動産売却にむけて遺品整理と残置物撤去をしてきました。（一軒家3DK）

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2023.11.25

神奈川県横浜市神奈川区で4LDKと2ldkの一軒家を解体するために残置物を処分した費用

この物件は解体にともなう残置物撤去をした物件です。

解体する場合、「建物ごと壊すから家の中のものもそのままでいい。」と考えがちですが、そうすると解体費用が２〜４倍に膨れ上がってしまう可能性があるので注意が必要です。

解体費用については以下の記事で詳しく説明しています↓

最安値のハズが２倍の費用に!？解体前にやっておきたい残置物の撤去

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2023.11.29

今回は4LDKと2LDKと物置の残置物を処分して33万円だったのですが、これを一緒に解体してしまっていたら金額が66万〜100万円を解体料金に上乗せすることになった可能性があります。

建物の解体をするときは、まずは残置物を処分して家のなかをある程度空っぽにすることが必須です。

この物件の詳細はコチラの記事です↓

【神奈川県横浜市神奈川区】解体される家の残置物撤去をしてきました。（一軒家の4LDKと2LDK）

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2023.11.25

千葉県柏市西原の4LDK一軒家を売却するために残置物を撤去した費用

この物件は学校に通う子供をお持ちの方がベッドや勉強机も残置物として処分したケースです。

こども部屋がある一軒家を処分する場合は、参考になるかもしれません。

写真のようにある程度片付けられている状態でしたが、物置や庭まわりの残置物も含めると２トントラック３台分の残置物となり、このような金額となりました。

この物件の詳細はコチラの記事です。↓

【千葉県柏市西原】物件売却にともなう残置物を撤去してきました。（一軒家4LDK）

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2023.11.25

埼玉県越谷市にある2DK一軒家を解体前に残置物(ゴミ屋敷状態)を片付けたときの費用

この物件は売却するための残置物撤去でしたが、建物の中がゴミ屋敷化してしまっていました。

それから解体を伴う残置物の処分でもありました。

「ゴミ屋敷を解体したい。」と考えていれば参考になる物件です。

写真を見て通りのゴミ屋敷ですが、２トントラック２台分に収まる量でした。

ただし、ゴミ屋敷は仕分け作業に多くの時間がかかるので、それでも４名のスタッフが入り２時間半かけて片付けることができました。

買い手がいない物件は、解体して更地にすることで売れたり、国に返還したりできる「相続土地国庫帰属制度」が2023年４月27日から始まりました。

今後、こうした解体に伴う残置物処分を依頼したい方は多くなってくるのではないかと思います。

この物件の詳細はコチラの記事です。↓

【埼玉県越谷市】解体前のゴミ屋敷を片付けてきました。（一軒家2DK）

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2023.11.25

千葉県佐倉市の6LDKKの一軒家、二世帯住宅を売却するために残置物撤去した費用

この物件は２世帯住宅の６LDKKという大変大きな物件でした。

今回のお客様の要望は「新居に持っていきたいモノもあるのだけど、とにかく量が多いので、随時確認しながら捨てるものを決めたい。」というものでした。

ドクターエコでは、今回のようにお客様の要望に合わせて、残すモノ、処分するモノを随時確認しながら作業をすることもできます。

残置物を処分するときには、立会不可の業者もあるので、立ち会って指示も出したい場合は失敗しないためにもお問い合せ時や、見積もりの時に必ず相談して確認しましょう。

この物件の詳細はコチラの記事です。↓

【千葉県佐倉市】不動産売却前の残置物撤去をしてきました。（一軒家6LDKKの2世帯住宅）

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2023.11.25

埼玉県川口市安行原の3LLDK一軒家を売却するために残置物撤去した費用

この物件は、不動産の売却と引っ越しにともなう残置物処分をした現場です。

特記するべきは、家具が多かったのですべて解体することをご提案。トラック１台分減らすことができ、その分の費用を抑えることができるからです。（ドクターエコでは無料で解体を承っています。）

長年利用していた家具をその場で解体するのは、持ち主からすると心が痛む場面でもあります。

できれば再利用できる人に譲りたいなどの気持ちもあると思いますが、需要がない不用品を買取りすることは難しく、解体して処分するのが現実的な方法です。

３LLDKに加えて物置とサンルーム、外回りにある残置物もキレイに片付けて、この金額となりました。

この物件の詳細はコチラの記事です。↓

【埼玉県川口市安行原】売却に伴う残置物を撤去してきました。（一軒家の3LLDKとサンルーム）

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2023.11.25

神奈川県横浜市西区の3DK一軒家を売却するために残置物（ゴミ屋敷状態）を片付けた費用

この物件は３DKというサイズですが、いままで紹介してきた大きな物件と比べても料金が高くなっています。

料金が高くなっている理由は床が抜けるほどゴミ屋敷が悪化していたことにあります。

ゴミ屋敷が慢性化している場合、ゴミが積まれた結果、ゴミが圧縮されて敷き詰められている場合が多いです。

そうすると実際にゴミを仕分けする作業は見た目以上の量になり、作業時間がかかるため料金も高くなってしまいます。

多くのお客様が「物件のサイズで大体の料金がわかるのではないか？」と思って相談してくださるのですが、このように物件の中に入っている量と状態で実際の料金は決まります。

いずれにせよ、ゴミ屋敷は放置しておくと悪化してしまいますし、最悪の場合、火事の原因にもなってしまうので勇気を持って相談していただけると嬉しいです。

この物件の詳細はコチラの記事です。↓

【神奈川県横浜市西区】不動産売却にともなうゴミ屋敷を片付けてきました。（一軒家3DK）

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2023.11.25

【まとめ】一軒家の残置物撤去費用は「十軒十色」

12軒の一軒家を見ていただいて、物件のサイズだけでは料金がわからないことに気がつけていただけたでしょうか？

もちろん大きい物件であれば体積も大きいのでその分、残置物の量もある可能性はあります。

しかし、３DKの物件でもゴミ屋敷が酷くなってしまっていると、片付ける量や時間が一般的な状態の２倍、３倍になるケースもあります。

ですので、業者を使うのが現実的であるのであれば、まずは無料見積りを使うことをおすすめします。

三社見積もりをとればさらに安心ですね。