家まるごと片付け・一軒家の残置物撤去費用メモ
家をまるごと片付ける費用は、“20万円〜60万円前後”がひとつの目安です。
一軒家の中に残った家具・家電・布団・衣類・食器・日用品などをまとめて撤去する作業は、残置物撤去と呼ばれることもあります。
売却前、解体前、相続した実家の片付けでは、室内だけでなく、押し入れ、納戸、庭、物置、ベランダまで含めて“どこまで片付けるか”を確認することが大切です。
見た目には「そこまで多くない」と感じる家でも、収納を開けると想像以上の物量になることがあります。
また、庭や物置に残った土・ブロック・タイヤ・塗料・金庫などは、業者によって対応できずに残されることもあるため注意が必要です。
この記事は、次のような方に向けた費用解説です。
- 家をまるごと片付けると、いくらかかるのか知りたい
- 一軒家の中を全部空にしたい
- 親の実家や相続した家を片付けたい
- 売却前・解体前に家財や不用品を撤去したい
- 庭・物置・外回りまでまとめて片付けたい
- 格安業者に頼んで一部だけ残されるのを避けたい
家をまるごと片付けるとは?残置物撤去に含まれるものを見える化
「家をまるごと片付ける」と聞くと、家具や家電をすべて運び出す作業をイメージしやすいかもしれません。
しかし実際には、リビングや寝室だけでなく、押し入れ、納戸、台所、水回り、庭、物置、ベランダ、書類や貴重品の確認まで含めて考える必要があります。
とくに一軒家では、見えている部屋よりも、収納の中や外まわりに物が残っていることが多くあります。
見積もり前に「どこまで片付けたいのか」を整理しておくと、残置物撤去費用のズレを防ぎやすくなります。
室内の家財
- 主な内容
- 家具、家電、布団、衣類、食器、本、日用品、雑貨
- 費用に影響しやすいポイント
- 部屋数、家財の量、大型家具や家電の有無で費用が変わります。
収納の中
- 主な内容
- 押し入れ、納戸、屋根裏収納、階段下収納、衣装ケース、段ボール
- 費用に影響しやすいポイント
- 扉を閉めていると少なく見えても、中に物が詰まっていると物量が増えます。
台所・水回り
- 主な内容
- 食器、鍋、調味料、食品、洗剤、浴室用品、洗面台下の荷物
- 費用に影響しやすいポイント
- 液体類、細かな生活用品、分別が必要なものが多いと作業時間が増えます。
庭・物置・ベランダ
- 主な内容
- 植木鉢、工具、自転車、園芸用品、物干し台、外まわりの不用品
- 費用に影響しやすいポイント
- 室内だけの見積もりに入っていないと、追加作業になりやすい場所です。
書類・貴重品
- 主な内容
- 権利証、通帳、印鑑、保険証券、契約書、写真、アルバム
- 費用に影響しやすいポイント
- 処分前に残すものを確認しながら進める場合、単純な搬出より時間がかかります。
分別・搬出・処分
- 主な内容
- 仕分け、袋詰め、大型家具の搬出、車両への積み込み、処分場への搬入
- 費用に影響しやすいポイント
- 作業人数、搬出経路、階段、トラックの停車位置で費用が変わります。
作業後の簡易清掃
- 主な内容
- 搬出後の掃き掃除、残し物の確認、室内の簡単な整え
- 費用に影響しやすいポイント
- 本格的なハウスクリーニングや消臭作業は別途確認が必要です。
一軒家をまるごと片付ける場合、部屋の中に見えている物だけでなく、押し入れの奥、納戸の段ボール、台所の細かな生活用品、庭や物置の不用品まで確認が必要です。
残置物撤去費用を正確に知るには、家全体のどこまで片付けるのかを見積もり時に共有することが大切です。
残置物撤去費用に含まれやすいもの・別途確認が必要なもの
家をまるごと片付ける場合でも、すべての作業や手続きが同じ費用に含まれるわけではありません。
家具や家電、布団、衣類、食器などの生活家財は片付け対象になりやすい一方で、土、ブロック、薬品、仏壇供養、物置解体、庭木伐採、ハウスクリーニングなどは、現場状況によって別途確認が必要になることがあります。
含まれやすいもの
一般的な生活家財
家具、家電、布団、衣類、食器、本、日用品、雑貨、段ボール、小型家電、大型家具など。
家の中に残っている一般的な生活家財は、まるごと片付けの中心になります。
含まれやすいもの
収納まわり
押し入れ、納戸、屋根裏収納、階段下収納、衣装ケース、古い贈答品、季節用品など。
収納の中は物量が増えやすいため、写真や現地見積もりで確認しておくと安心です。
確認したい場所
庭・物置・外回り
植木鉢、工具、自転車、園芸用品、物干し台、外まわりの不用品など。
室内だけの見積もりに入っていないと、あとから追加作業になりやすい場所です。
別途確認が必要
処分方法が異なるもの
土、ブロック、石、タイヤ、消火器、金庫、灯油、塗料、薬品、大量のスプレー缶など。
通常の生活家財とは処分方法が異なることがあるため、事前に伝えてください。
追加作業になりやすいもの
解体・伐採・清掃など
エアコン取り外し、物置解体、庭木伐採、草刈り、仏壇供養、ハウスクリーニング、消臭作業など。
対応できる場合でも、通常の搬出・処分費とは別に作業費がかかることがあります。
片付け費用とは別
周辺手続き
相続登記、税金申告、不動産売却手続き、解体工事の契約、公共料金の精算など。
片付け作業とは別の手続きです。必要に応じて専門家へ確認しましょう。
家をまるごと片付ける場合でも、室内の家財、庭まわり、物置、書類確認、追加作業、専門手続きは分けて考える必要があります。
「家の中だけなのか」「庭や物置も含むのか」「供養や清掃も必要なのか」を見積もり時に共有しておくと、作業範囲と費用のズレを防ぎやすくなります。
間取り別のざっくり相場|2LDK・3LDK・4LDK・5LDK以上
2LDK
15万〜30万円前後
- 物量の目安
- 15〜25㎥
- よくある家の状態
- 高齢夫婦・2人暮らしの戸建て。家具や家電が一通り残っている状態。
3LDK
20万〜40万円前後
- 物量の目安
- 20〜35㎥
- よくある家の状態
- 一般的な一軒家。収納や押し入れの中身で金額が変わりやすい。
4LDK
30万〜60万円前後
- 物量の目安
- 30〜50㎥
- よくある家の状態
- 家族世帯の家財が多く、庭や物置を含むと費用が上がりやすい。
5LDK以上
50万円〜
- 物量の目安
- 50〜80㎥
- よくある家の状態
- 二世帯住宅、離れ、物置、外まわりまで含む大型案件になりやすい。
この相場は、生活家財がある程度残っている一軒家を想定した目安です。
すでに家族で片付けを進めている家や、大型家具だけが残っている家では、ここから下がることもあります。
反対に、ゴミ屋敷化している家、庭や物置まで大量に残っている家、短期間で空にする必要がある家では、相場より高くなることがあります。
一軒家の残置物撤去費用12件を安い順で比較
- 20万円台:2LDK〜3LDKで物量が比較的少なく、室内中心の片付けで済んだケース
- 30万円台〜40万円台:4LDK前後で、家具・家電・収納・庭・物置を含むケース
- 50万円以上:外回り、遺品整理、供養、仕分け、物置、2日作業などが重なるケース
- 70万円以上:重度ゴミ屋敷や、2tトラック台数が大きく増えるケース
ここからは、ドクターエコが実際に対応した一軒家の片付け・残置物撤去事例を、最終費用の安い順に紹介します。
同じ一軒家でも、室内だけで済む家、庭や物置まで含む家、書類や貴重品を確認しながら進める家、ゴミ屋敷化している家では、費用が大きく変わります。
単純に「何LDKか」だけで見るのではなく、自分の家に近い条件を探しながら確認すると、費用感をつかみやすくなります。
自分の家に近い事例を探す目安
- 室内の家具・家電が中心:20万円台〜30万円台の事例を参考にしやすい
- 4LDK前後で家財が一通り残っている:30万円台〜40万円台の事例が近い
- 庭・物置・外回りまで片付けたい:40万円台〜50万円台以上になりやすい
- 遺品整理・供養・貴重品探索がある:作業時間が増え、費用も上がりやすい
- ゴミ屋敷化している:間取りよりも物量と仕分け工数で費用が決まりやすい
- 解体前に家を空にしたい:木製家具を残せる場合もあるため、解体業者との確認が必要
東京都杉並区荻窪|2LDK一軒家の生前整理
解体前の生前整理として、一軒家の中に残っていた生活家財を撤去した事例です。
物件の状態が比較的きれいで、収納の中も極端に多い状態ではなかったため、戸建ての中では費用を抑えられたケースです。
東京都世田谷区|3LDK一軒家の売却前片付け
売却前の一軒家を、生活していた状態に近いまま片付けた事例です。
家具・家電・日用品がまとまって残っていましたが、極端なゴミ屋敷状態ではなかったため、20万円台で収まりました。
千葉県松戸市八ヶ崎|3LDK一軒家の片付けと配送対応
残置物の撤去だけでなく、必要な物の配送も含めて対応した事例です。
片付けと引っ越しに近い作業が重なると、同じ3LDKでも作業時間が長くなり、費用に反映されます。
千葉県佐倉市|6LDKK二世帯住宅の片付け
二世帯住宅で部屋数は多いものの、物量が極端に多すぎる状態ではなかったため、30万円台からの費用感になりました。
立ち会い確認をしながら選別する必要があり、単純な搬出作業よりも判断に時間がかかる現場でした。
埼玉県越谷市|2DK一軒家のゴミ屋敷片付け
間取りは2DKですが、ゴミ屋敷状態で仕分けと探索が必要だったため、費用が上がった事例です。
部屋数が少なくても、床が見えない状態や袋詰め作業が必要な状態では、作業工数が増えます。
東京都大田区西蒲田|4LDK一軒家の三世代分の家財撤去
三世代分の家財が残っていた一軒家の片付け事例です。
判断しづらい残置物が多く、単に運び出すだけでなく、残す物と処分する物を確認しながら進める必要がありました。
千葉県柏市西原|4LDK一軒家の庭・物置を含む片付け
室内だけでなく、物置や庭まわりの残置物も含めて撤去した事例です。
4LDKの一軒家では、室内の量だけで判断すると見積もりがズレやすく、外まわりまで確認することが重要になります。
東京都武蔵村山市本町|5LDK一軒家のゴミ屋敷片付け
5LDKの一軒家がゴミ屋敷化していた事例です。
物量だけでなく、袋詰め・分別・搬出前の整理に手間がかかるため、通常の5LDKより作業負担が重くなりました。
埼玉県川口市在家町|5LDK一軒家の外回り重量物を含む撤去
庭の植木鉢や後付けフェンスなど、外回りの重量物が多かった事例です。
室内の残置物だけでなく、庭や外構まわりまで含むと、トラック台数や搬出工数が増えやすくなります。
埼玉県川口市安行原|3LLDK+サンルーム+物置の片付け
室内に加えて、サンルーム・物置・外まわりまで片付けた事例です。
家具解体も必要だったため、通常の室内撤去だけではなく、複数工程の作業になりました。
埼玉県川口市安行領根岸|3DK一軒家の遺品整理・供養対応
遺品整理と供養対応があり、三世代分の私物が大量に混在していた事例です。
間取りだけを見ると3DKですが、仕分け・確認・供養品の取り扱いが加わることで、費用が上がりました。
神奈川県横浜市西区|3DK一軒家の重度ゴミ屋敷片付け
床が抜けるほどの重度ゴミ屋敷状態だった事例です。
間取りは3DKでも、実際の物量と仕分け工数が非常に大きく、2tアルミバンロング8台分の作業になりました。
12件を安い順で見ると、2LDK〜3LDKで室内中心の片付けは20万円台〜30万円台、4LDK前後で家財が一通り残っている家は30万円台〜40万円台に収まりやすい傾向があります。
一方で、庭・物置・外回りの残置物、遺品整理や供養、貴重品探索、ゴミ屋敷状態が重なると、間取りが3DK〜4LDKでも50万円を超えることがあります。
重度のゴミ屋敷や2日作業になる現場では、70万円以上になるケースもあります。
つまり、家をまるごと片付ける費用は、間取りだけではなく、「家全体にどれだけの物が残っているか」「どこまで片付けるか」「仕分けや追加作業が必要か」で決まります。
家財処分費と残置物撤去費用の違い
家をまるごと片付ける費用を調べていると、「家財処分費」「不用品回収費用」「残置物撤去費用」など、似た言葉が出てくることがあります。
どれも家の中に残った物を片付ける費用に関係しますが、使われる場面や作業範囲には少し違いがあります。
一軒家をまるごと片付ける場合は、実際には家財処分と残置物撤去の両方に近い作業になることが多いです。
家具や家電を処分するだけでなく、押し入れ、納戸、台所、庭、物置、外回りまで確認し、必要に応じて仕分けや貴重品探索も行うためです。
家財処分費
- 主な意味
- 家具、家電、布団、衣類、食器、本、日用品などを処分する費用。
- よく使われる場面
- 実家の片付け、引っ越し前後、家の中の不用品をまとめて処分したいとき。
不用品回収費用
- 主な意味
- 不要になった家具・家電・生活用品などを回収してもらう費用。
- よく使われる場面
- 少量の家具や家電、一部屋分の片付け、引っ越し時の不用品処分。
残置物撤去費用
- 主な意味
- 売却前、解体前、退去前などに、建物内外に残された物を撤去する費用。
- よく使われる場面
- 空き家、相続した実家、戸建て売却前、解体前、賃貸退去前。
まるごと片付け費用
- 主な意味
- 室内、収納、庭、物置、外回りまで含めて家全体を片付ける費用。
- よく使われる場面
- 一軒家を全部空にしたい、家を売る前に片付けたい、解体前に家財を撤去したいとき。
「家財処分」「不用品回収」「残置物撤去」と言い方が違っても、実際の見積もりでは、どこまで片付けるのかが重要です。
室内だけなのか、庭や物置も含むのか、書類や貴重品を確認しながら進めるのか、作業後の簡易清掃まで必要なのかを確認しておきましょう。
この記事の運営元について
- 運営会社
- 有限会社 黒﨑商会(事業名:ドクターエコ)
- 代表取締役
- 塩飽貴哉
- 設立
- 1990年(平成2年)4月|業歴35年以上
- 所在地
- 東京都大田区西馬込1-1-19 / 千葉県船橋市駿河台1-20-32
- 作業実績
- 17,000件以上
保有する許認可・資格
- 産業廃棄物収集運搬業許可(取得済み) 東京都 第13-00-203527号/神奈川県 第01400203527号/千葉県 第01200203527号/埼玉県 第01100203527号
- 解体工事業者登録 東京都知事(登-5)第5301号 ほか 千葉・神奈川・埼玉で登録
- 古物商許可 東京都公安委員会 第302221705983号
- 遺品整理士認定協会 認定(地区統括委員 在籍)
主なお取引先:大東建託、長谷工、東急リバブル、中央住宅 ほか多数
顧問弁護士:弁護士法人荒木法律事務所(荒木誠司 弁護士)




















































































































































