顧客の不動産を売却することになった。でも残置物撤去の費用相場がわからず、このままでは、売却額も決められない…
ドクターエコなら写真数枚で概算、m³↔kgの早見表、追加費の基準まで一気に見積もりできます。(高価買取の判断も写真で可能)まずはここから残置物撤去は、退去・引渡し前に部屋に残った荷物を片づけ、運び出して、適正処理まで行う仕事です。詳しくは以下の記事で紹介しています↓
料金はこう決まります(m³が基本)
基本の式(税別):請求 = 出動一式 + (区分単価 × 容量m³) + 現場のむずかしさ + 特別な品目
- 出動一式の例:¥55,000(人件費・車両費・安全管理・現場段取り等の実費+運用コストの目安)
- 現場のむずかしさ:階段のみ/台車で長距離/厳しい養生・申請/夜間・早朝 など
費用を抑えたい場合は、搬出口近くの停車場所の確保・エレベーターの予約・木/紙/プラの分別し、自治体のルールに沿って処分して量を減らすのが効果的です。
一般的な残置物撤去会社とドクターエコの処分単価を比べてみましょう。ドクターエコは混合ゴミを仕分けしてリサイクルできる状態にするので、半額になることもあります。
区分別の一般的な処分単価(税別)
区分 | どんな感じ? | 単価 | 切替えのヒント |
---|---|---|---|
軽量混合 | 紙・衣類・発泡材・軽いプラが多い | ¥12,000〜 / m³ | そのままでOK |
一般混合 | 木製家具・家財が中心(ガラス/陶器は少し) | ¥18,000〜 / m³ | そのままでOK |
重混合 | 石膏ボード・陶器・ガラス・砂利が多い | ¥25,000〜 / m³ | 石膏ボード30%超は重混合 |
超重量(別見積) | がれき・ALC・コンクリが主役 | 別途見積(重量換算) | がれき50%超は重量優先で計算 |
概算で料金を図りたい時は、こちらの表を参考にして、立米計算をすれば、算出することができます。
解体をしない場合や庭の残置物がない場合は、たいてい、計量混合、一般混合の金額を使えば算出できます。
またこちらが、ドクターエコが使用している処分費用の単価です↓
産業廃棄物 | |||
---|---|---|---|
品目 | 単位 | 料金 | 備考 |
新築系石膏ボード | 1t | ¥10,000 | 石膏ボードメーカーへ搬入 |
新築系石膏ボード (A品) |
1kg | ¥14 | ㎥あたり 約¥4,200/平均比重0.3t/㎥ |
改修・解体端材品 (B品) |
1kg | ¥20 | ㎥あたり 約¥12,000/平均比重0.4t/㎥ ■タッカー・ビス付着/接着剤付着/ビニールクロス付着 |
改修・解体端材品 (C品) |
1kg | ¥30 | ㎥あたり 約¥14,000/0.4t/㎥ ■岩綿吸音板付着/石膏ボード入りパーテーション |
改修・解体端材品 (D・E品) |
1kg | ¥40~ | ㎥あたり 約¥20,000/平均比重0.5t/㎥ ■OY石膏ボード入りパーテーション/OY石膏ボード付着岩綿吸音板 |
改修・解体系木くず | 1㎥ | ¥3000〜 | 木くず再生工場へ搬入 |
廃プラスチック類 | 1kg | ¥30 | プラスチック再生工場へ搬入 |
コンクリートガラ | 1t | ¥4,000 | コンクリートガラ再生工場へ搬入 |
アスファルトガラ | 1t | ¥4,000 | コンクリートガラ再生工場へ搬入 |
有筋コンクリートガラ | 1t | ¥4,000~ | コンクリートガラ再生工場へ搬入 |
大ガラ(40角以上) | 1t | ¥5,000~ | コンクリートガラ再生工場へ搬入 |
有筋コンクリート大ガラ | 1t | ¥6,000~ | コンクリートガラ再生工場へ搬入 |
その他のがれき類 | 1t | ¥8,000~ | コンクリートガラ再生工場へ搬入 |
瓦・タイル類 | m³ | ¥8,000~ | がれき類再生工場へ搬入 |
残土 | m³ | ¥4,000 | 残土再生工場へ搬入 |
廃塗料 | 1kg | ¥300~ | 中間処理場へ搬入 |
蛍光灯(直管・環形) | kg/本 | 150〜300円/kg または直管100円/本 |
分類:水銀含有使用済製品(産廃)/品種・本数で変動 |
乾電池 (アルカリ・マンガン) |
kg | 150〜300円/kg | 分類:産廃(特定品目)/混入物注意 |
水銀灯・廃電球 | kg/個 | 450円/kg ほか | 分類:産廃/梱包・安全対策必要 |
タイルカーペット | m³/kg | 15,000円/m³ または80円/kg |
分類:廃プラスチック類/接着剤付着で上振れ |
OAフロア | m³ | 8,000〜18,000円/m³ (平均13,750) |
分類:金属くず/廃プラ(混合)/材質と分別で差 |
FRP製品(浴槽・外装等) | kg | 90円/kg | 分類:廃プラスチック類/大物は解体費別 |
発泡スチロール(EPS) | kg | 150円/kg | 分類:廃プラスチック類/減容有無で差 |
ウレタンフォーム | kg | 250円/kg | 分類:廃プラスチック類/混入禁止物注意 |
グラスウール/ロックウール | kg/m³ | 400円/kg または10,000〜円/m³ |
分類:鉱さい等/袋詰・飛散防止必要 |
ガラス・陶磁器くず | m³ | 15,000円/m³(目安) | 分類:ガラス陶磁器くず/重量・粒径で差 |
ALC (軽量気泡コンクリート) |
m³ | 12,000〜15,000円/m³ | 分類:がれき類/鉄筋混入で別扱い |
金庫 (耐火金庫等) |
kg | 100 | 分類:金属くず+がれき類等/搬出・解体費別途 |
消火器 | 本 | 1,500 | 分類:特定品目(産廃)/薬剤種別で差 |
パーテーション (石膏ボード入り) |
m³/kg | 20,000~円/m³ (付着物で上振れ) |
分類:がれき類+廃プラ等(混合)/分解の有無で差 |
事業系一般廃棄物 | |||
可燃ごみ (ミックスペーパー・紙くず) |
kg | 40円/kg(23区) | 収集運搬+処理の目安 |
弁当ガラ・食べ残し等 (生ごみ) |
kg | 40円/kg(23区) | 同上 |
事業系一般廃棄物 | 10L/20L/ 45L/70L (軽量) |
870円/1,740円/ 3,910円/3,045円 |
23区統一券の例 |
段ボール・古紙 (資源) |
kg・m³・束 | 契約次第(無料〜有償) | 資源回収は委託契約 |
機密文書 (溶解処理・箱) |
箱 | 1箱600円〜
|
方式で料金変動 |
シュレッダーくず (紙) |
kg・袋 | 40円/kg または資源契約 |
機密扱いは溶解 |
びん・缶・ペットボトル | 袋・kg | 契約次第 | 分別基準に従う |
わかりやすいのが、タンスや食器棚などの木製品です。ネジやガラスなどが入っていると処分単価が¥18,000〜/ m³になるところ、ドクターエコでは処分単価¥3,000〜 / m³まで下げることができます。
m³を基本にした簡単3ステップ診断(写真見積もりでもOK)
3つのステップは、私たち業者にすれば、簡単な作業ですが、初めての方にはテマかもしれません。そんな時はドクターエコが無料で代行できますので、お問い合わせから相談ください。
- 体積(m³)を出す:幅W × 奥行D × 高さH。山形の山積みは×0.8(充填率)。例)W1.8×D1.2×H1.0(山形)=1.8×1.2×1.0×0.8 ≒ 1.73m³
- 区分を選ぶ:見た目でOK(軽量混合/一般混合/重混合/超重量)。押し入れ・物置は開けて撮影。
- 必要時だけ重さ確認:雑誌・書類、陶器・レンガ・石膏・がれきが多いときは重混合 or 重量換算へ切替。
処分費用は、以下の表を参考にしてください。
区分 | 単価 | メモ |
---|---|---|
軽量混合 | ¥12,000〜 / m³ | 紙・衣類・発泡材・軽プラ中心 |
一般混合 | ¥18,000〜 / m³ | 家財・木製家具中心 |
重混合 | ¥25,000〜 / m³ | 石膏・陶器・ガラス・砂利が多い |
超重量 | 別途見積(重量換算) | がれき・ALC・コンクリ主体 |
ポイント:見積もりはまずm³ × 区分単価で出し、必要があれば現地で重量側に微調整します。
積み放題のプランなら安心と思っている方は、こちらの記事の確認もお願いします。意外と詰めないからです→2トントラック積み放題はどれくらい詰める?
㎥計算の注意点!kg換算しないといけない処分品
品目 | 参考比重(t/m³) | 1m³ ≒ kg | メモ |
---|---|---|---|
紙類・雑誌類 | 0.3 | 300kg | ぎっしり詰まった状態だと2トントラックに1㎥積めない。 |
木材 | 0.30–0.50 | 約300–500kg | 含水率によって変動する |
石膏ボード | 0.30–0.50 | 約300–500kg | 付着物で重くなる |
がれき類(コンクリ等) | 1.48 | 約1,480kg | 鉄筋・水分でさらに増 |
トラックには積載量の限度があり、2トントラックの場合、2.99tというのが最大の積載量になります。
例えば、思っている以上に紙類・雑誌類は重く、1㎥で約300kgということがあります。これでは15㎥積めるトラックでも2.5㎥が限度になってしまいます。
そういうこともあり、運搬費用が高くなるので、単に立米計算をするだけでは見積もりを出せない場合があるので注意が必要です。
概算費用の出し方
税込:¥139,700(10%)
詳しい料金の内訳(なぜ“処分費だけ”ではない?)
一般的な業者の見積もり例(2名・2t×1台/一般混合物 15m³)
項目 | 内訳 | 金額(税別) |
---|---|---|
人件費 | 2名 × @ 18,000 | ¥36,000 |
トラック・運搬 | 車種×距離・時間 | ¥15,000 |
処分費 | 一般混合 15m³ × @¥18,000/m³ | ¥270,000 |
小計(税別) | ¥321,000 | |
消費税(10%) | ¥32,100 | |
合計(税込) | ¥353,100 |
これは一般的な業者の例です。処分費以外にも人件費やトラックの料金が掛かるのが一般的です。
また、無料撤去・無料回収などを謳った業者に法外な請求をされることがある点にも注意が必要です↓


それから注目するべきは、ドクターエコの場合は、一般混合や軽量混合のゴミをさらに細分化して捨てているので、処分費をさらに抑えることができます。
ドクターエコの見積もり例(2名・2t×1台/軽量混合物 15m³)
項目 | 内訳 | 金額(税別) |
---|---|---|
人件費 | 2名 × @ 20,000 | ¥40,000 |
トラック・運搬 | アルミバンロング1台 | ¥15,000 |
処分費 | 一般混合を仕分けして処分費用を大幅DOWN
15m³ × @8,500/m³ |
¥ 127,500 |
諸経費 | 消耗品費等 | ¥8,000 |
小計(税別) | ¥190,500 | |
消費税(10%) | ¥19,050 | |
合計(税込) | ¥209,550 |
ドクターエコは受けた、一般混合ゴミをリサイクルできるように仕分けして処分します。
そのため、仕分けに掛かる人件費がかかってしまうので、人件費は他社よりも高くなりますが、その分、処分費を抑えることができるので、結果的に他社よりも大幅に安く処分することができます。
詳しい金額は、以下の記事や料金ページでも確認いただけます。
→ 詳しくは → 中間処理場での処分費用ガイド
環境にも優しく、お客様のお財布にも優しく、おかげさまでドクターエコも仕事をいただけているので、誰もがハッピーです。
残置物撤去・処分当日の流れ
① 作業員到着 → 管理室あいさつ
入館手続きと作業ルールを確認。必要に応じて近所周りへごあいさつ(台車の通行・作業時間を周知)。その後、共用部(通路・エレベーター)を養生します。
※ 近所あいさつ・養生の範囲は管理規約や周辺状況に応じて実施します。
② 仕分け・梱包・搬出スタート
通路幅やエレベーター内寸を確認し、安全第一で仕分け・梱包・台車搬送。停車位置まで運びます。
③ 仕上げ
簡易清掃 → 引き渡し。立会い不要の場合は鍵の返却と報告写真で完了です。
お支払いは、作業完了後、もしくは請求書払いも対応していますので、ご相談ください。
④ 運搬 → 電子マニフェスト登録
処理場へ運搬し計量票を確認。電子マニフェストに記録します。
ここまでやって、残置物撤去・処分の作業が完了します。処分した残置物を不法投棄している会社もあり、電子マニフェストまできちんとやっている会社なら安心です。
1回で解決!見積もりに必要な写真と情報
- 各室の全景(四隅から2〜4枚)で残置物全体が分かるように
- 通路幅・エレベーターの有無・ドアの有効幅
- 停車位置と搬出ルート(段差・スロープ有無)
- 大型物(冷蔵庫・マットレス等)の型番/サイズ(高価買取の判断にも)
写真は、LINE、メールで送れますので、以下のページにお進みください。
よくある質問
- Q. 残置物はm³とkg、どちらで計算しますか?
- A. まずはm³(体積)で計算します。雑誌類や石膏・がれきが多く、積載が容量よりも重量で決まる場合はkgで換算します。
- Q. 立会い不要や鍵預かりはできますか?
- A. 可能です。鍵の受取→解錠→作業→施錠まで対応し、最後は報告写真をお送りします。
- Q. 電子マニフェストに対応していますか?
- A. はい、対応しています。登録代行や計量票の整理までお任せください。
- Q. 見積もりに必要な情報は?
- A. 部屋の全景(押し入れ・物置は開けて撮影)、エレベーターの有無・内寸、通路幅、停車位置、大型物の型番/サイズが必要です。
- Q. 追加費はどんな時に発生しますか?
- A. 階段のみで搬出する場合、台車で長距離運搬が必要な場合、石膏・がれきの想定超過、厳しい養生や夜間作業がある場合などです。
- Q. 安くするコツはありますか?
- A. 停車位置を近くに確保し、エレベーターを予約しておくこと。また、木・紙・プラの分別をして自治体ルールに沿って処分することで処分量を減らし、費用を抑えられます。