「コツコツやるのが重要!」とか「整理整頓が大事!」とか、よく言われますが、それができるようであれば、苦労しません。
実は片付けのプロだから知っているもっと基本的な片付けるテクニック、コツがあるんです。
その証拠として、ドクターエコならモノが多い家でも、3〜5時間程度で片付けることがほとんどです。
ではどうやったら、もっと効率的に、もっと楽をして片付けることができるでしょうか?
例えば、こんな「物屋敷」みたいな状態ですか?
毎日片付けをしている、言わば片付けのプロのスタッフが入って、どれくらいの人数と時間をかけているのか、参考になれば幸いです。
始める前に知っておきたい自分で片付けるデメリット2つ
自分で片付けることに越したことはないのですが、想像していたよりも大変で「労力と金額を考えれば最初からお願いしたほうがよかった。」というお客様というお客様もいます。
一応ですが、こんなデメリットもあるので知っておくと良いでしょう。
より片付けるのが大変になることも。
「ゴチャゴチャになり収集がつかなくなる。」というデメリットもあるので注意が必要です。
自分で片付けたけど、収集がつかなくなったお客様からのお問い合せも多くいただくのが現状です。
そうした時は、関東圏内であればドクターエコにご相談ください。関東以外であればGooglemapで近くにある信頼できそうな(口コミの良い)片付け業者に相談してみてください。
自分で片付けても処分にお金はかかります。
自治体のサービスを使っても粗大ゴミ1つあたり300〜2500円の処分費用がかかります。
量にもよりますが、余裕をもって5万円ほどの資金を準備しておくと心強いです。
まず準備するべき5つのこと
- 処分する権利を得る
- 処分する場所の確保
- 運搬用の車
- 片付け要員2名以上
- 梱包用のダンボール、ビニール袋
この5つは最低限、準備としておかないと片付けることができません。
処分する権利を得ている
これを知らずに全部処分してしまうと、家族であってもドロ沼裁判化してしまうので1番最初に知っておくべきです。
簡単に言うと、自分に所有権がないものを勝手に捨てると、家族であっても「器物損壊罪」となり「3年以下の懲役、または30万円以下の罰金」が科せられる可能性もあります。
処分する許可を取れれば、問題ありませんが、拒否されてしまっている場合は、こんな方法もあります↓

処分する場所の確保
車があれば持ち込みで処分できるの自治体も多いので、自治体が管理している清掃工場(クリーンステーション、クリーンセンター)に連絡して、捨てられるものと捨てられないものを確認しましょう。
自治体でも回収や処分してもらえないものもあるので、そうした場合は、市役所に相談して、処分してもらえる業者に回収を依頼することになります。
ちなみににですが、これらの処分は自分でやったとしてもすべて有料になることを忘れないでおきましょう。
また、処分場の受付時間や予約が事前に必要だったりするので事前に確認しておきましょう。わざわざ持っていったのに捨てられなくなると大変です。
運搬用の車
モノが多い場合は処分場や処分してもらえる業者に持ち込むことでスムーズに片付けることができます。車の荷台があれば、仕分けするための一時的な保管場所としても使えるので、荷台のある運搬用の車をおすすめします。
軽トラックであれば1日1万円程度でレンタルすることもできます。
2トントラックをレンタルする場合は、1.5万円〜の料金で借りることができますが、2トントラックは実に10種類あり積み込める量も最大6.5倍ことなります。
2トントラックをレンタルする場合は、以下のことを知っておくといいでしょう↓

片付け要員2名以上
2つの理由で2名以上の片付け要員を準備することをおすすめします。
1つ目の理由は、大きな荷物を運ぶ時に2名は必要になること。
階段がたくさんあったり、部屋から車に積み込むための経路が長くなる場合は、3名、4名いたほうが安全かもしれません。
2つ目の理由は、1人で片付けるとなると、作業スピードが落ちてなかなか片付かなくなってしまうからです。
よくあるのが、思い出の品が出てきて思い出に浸ってしまったり、処分するか、取っておくかで迷いが出て作業がはかどらなくなってしまいがちです。
単純計算ですが、2名いたら2倍、3名いたら3倍も作業スピードが上がります。実際はそれ以上に効率がよくなります。
1人で片付けると、結局途方もなくなってしまい、散らかって終わりになる可能性も高くなります。
必ず2名以上で片付けすることをおすすめします。
段ボールと大きなビニール袋の準備
仕分けした後の不用品と、残しておく私物を梱包するために必要です。
これがないと、捨てるにも捨てられず、残した私物もガラクタの山のようになってしまい、せっかく片付けたのに散らかってしまいます。
どこから片付ける?スムーズに片付けるコツ3つ
- 作業スペースを確保し続ける。
- 大きな不用品がある部屋から片付ける。
- 1部屋ずつ片付ける。
最低限、この3つだけは抑えておくと、スムーズに作業ができるでしょう。それでは、詳しく説明していきます。
作業スペースは超重要!
よくある失敗が片付けているうちに散らかってしまい歩く場所も無くなってしまうケースです。
そうなると仕分けする段ボールを置く場所もなくなり、身動きがとれない状態になってしまいます。
作業スペースには、もちろん搬出するための経路も含まれます。
ですので、最初に作業スペース(搬出経路、一時保管場所を含む)を作るのが一番最初の作業になります。
大きな粗大ごみがある部屋から片付ける。
どうやってスペースを作ればいいのか?というと簡単なのは、大きな粗大ごみがある部屋から片付けるのがおすすめです。
具体的にいうと、ベッドやマットレス、タンスなどです。これらは1つ片付けただけでも大きなスペースができるので、大きな粗大ゴミのある部屋から片付けるのが鉄板です。
一部屋ずつ片付ける。
手当たり次第に片付けをすると、すべての部屋が散らかることになるので危険です。最悪の場合、廊下も塞ぎ不用品の搬出もできなくなってしまい八方塞がりになります。
だからこそ、一部屋ずつ片付けることをおすすめします。
ステップ1:作業用&一時保管のスペースを作る。
重要なので何度も書きますが、まずは捨てる物&残す物を仕分けするためのスペース、そしてそれらを一時的に溜めておくスペースを確保しないといけません。
スペースを作れるように大きいものから家の外に出して、不用品を仕分けするスペースを作りましょう。
この写真でいうと、ベッドとマットレス、右側にある本棚などです。
ステップ2:2つの基準で仕分けしていく
仕分けをするには2つの基準が必要です。
1つは自治体、処分場のルールに従って細かく分類していくこと。それをしないと処分できません。
もう1つは残すモノの基準です。
正直、残すのを得ぶ作業が一番大変な作業になるでしょう。
なぜかというと、後で使うと思って捨てられないから(捨てるのはもったいないと思っているから)溜まっているわけです。
でも、2〜3年使っていないものは、今後も使う可能性はないかもしれません。
そもそも2〜3年使っていないものは、少なくとも無くても生活に支障がでることはないでしょう。
ステップ3:処分場に持っていく
処分場に持っていく場合に注意することが3点あります。
- すでに処分場で許可を得ている。
- 処分できる状態に仕分けできている。
- 時間に間に合うように処分場に持っていく。
この3つを確認しておかないと、処分場に持っていったのに捨てられない、という地獄を見ることになります。
必ず処分場に連絡をして、これらのことを確認することを忘れないでください。
ステップ4:簡易清掃と整理整頓
最後に簡易清掃と整理整頓をして、片付け作業が完了します。
「思った以上に処分ができなかった。」ということが、起こるかもしれませんが、一度、仕分けしたり、処分をしたりしているので、次回片付ける時に、「やっぱり使わないし、必要ない。」という判断がしやすくもなります。
捨てることに慣れていない人にとっては、使わないものであっても捨てるのが苦痛になりがちです。
それでも1回、2回と繰り返していくうちに、片付けることで快適な生活になることを理解してもらえたり、捨てることにも慣れていくものです。
緊急事態でない限り、1度に全部処分する必要はなく、2回、3回と分けて片付けをすると精神的にも楽に片付けられるでしょう。
もし、自分で片付けて困った時は…
関東圏内であれば、ドクターエコにご相談ください。「自分で片付けてみたけどうまくいかなかった。」というお客様の依頼も多く頂いており、親身になってお片付けのお手伝いをいたします。
ドクターエコと他社はここが違います↓
