「悪徳業者の見分け方は◯◯」優良残置物撤去業者を選ぶ7つのポイント

残置物撤去 優良業者 選び方 e1710823890314 残置物撤去
残置物撤去

「残置物(ざんちぶつ)って、ちょっとよくわからないんですよね。」と不動産会社の方にもよく聞かれるのですが、そんな場合は、まずこちらの記事↓

残地物と残置物は違う!?読み方は「ざんちぶつ」であってる?残置物撤去8000件のドクターエコが詳しく説明!

を読んでから先に進んでください。

ということで、残置物撤去歴27年、撤去件数7000件のドクターエコが、優良業者の選び方を紹介したいと思います。

なぜこんなことをわざわざ書くのかというと、、、、ズバリ!悪徳業者を撲滅したいからです!

悪徳業者は業界の評判を落とすだけなので、同業者として許しておけません。

お客様に迷惑をかける上に、本当にサービスを利用したいと思っている人にサービスが届かなくなる原因にもなってしまいます。

それでは誰も得をしません。

ちょっとだけ、この悪徳業者の話につきあってください…

 

悪徳業者の撲滅に協力ください!

例えば、こんなニュース↓

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広告は7000円なのに、25万円! 自治体の許可受けない「違法」不要品回収業者にご注意...「態度に危険感じたら警察を」
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不要になった家具を「無料」回収業者に依頼したらトラックまで運ぶのに「手数料」取られ 法的問題は? | AERA dot. (アエラドット)
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不用品回収の高額請求 「追加費用なし」は誇大広告 消費者庁 - 日本経済新聞
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という悪いニュースを聞くたびに、

無料で全部の残置物を回収してもらえるなんて、そんな美味しい話しはないはずなのに、なんで騙されてしまうのだろう。

または、

真面目に仕事をしている業者があるのにイメージが悪くなって最悪だよ…

と、同業者だからこそ悲しい思いをしたり、悪質な業者には怒りを感じずにはいられません。

真面目に仕事をしている業者がバカを見るというのは、どこの業界でもあってはならないことだと思っています。

なぜ悪徳業者のせいで私たちの首が締められないといけないのか!

そんなんだったら、こっちが悪徳業者をぶっ潰してやる!

と少し汚い言葉を使ってしまいましたが、気持ち的には本当にそんな感じです。

 

そもそも残置物撤去の優良業者とは?

会社概要

そもそもナニをもって優良業者と決めるのか?が、分かりづらいですよね。

当たり前のことから言っておくと、産業廃棄物収集運搬許可を持っているとか、そういった最低限のことは当たり前のこととして、以下の4つのような

  • 不動産売買時の片付け実績が多数。
  • 見積りが正確で価格が適切。(当たり前)
  • 期限までに作業を終わらせる。(当たり前)
  • 不法投棄しない。(当たり前)
  • 間違わずに処分するモノ、残すモノをしっかり仕分ける(損害を与えない)
ことがお客様にとっては重要なことだと思います。
間違って捨ててしまったり、捨てるはずだったモノが残っていると、不動産売却の場合は指値(さしね)が発生して安く売ることにもなってしまいます。
でも、どうやったら適正価格かつ、期限以内に作業を終わらせ、要望以上の仕事をしてくれる業者を見つけられるのでしょうか?
例えば、つぎのことを1つの基準に考えてみましょう。

会社の情報が明示されていない業者は危険かも。

残置物撤去業者 選び方

これは本当に注意してください!ドクターエコも会社情報の曖昧な業者と取引をして、支払いを踏みだ押されてしまった痛い経験があります。
会社情報が曖昧な業者は、高額な追加料金をふっかけてきたり、途中で連絡がつかなくなったりして仕事をきちんとこなしてもらえないリスクがあるかもしれません。
ホームページがある場合でも、本当にその会社が存在しているのかどうか、インターネットで会社名、サービス、住所を調べてみることをおすすめします。
実態のよくわからない業者を使うのはやはり怖いですよね。

不動産売却時の片付け実績と金額が見える業者を選ぶ。

残置物 優良業者 費用相場

特に重視するべきは不動産売買、もしくは解体や賃貸からの退去時の実績と金額です。

優良業者であれば、実績と金額をホームページなどで公開しているはずで、受けられるサービスや金額が明記されています。

残置物撤去においては、不動産売買時に利用される事が多く、契約内容にそって片付ける必要があります。

ですので、あまり経験や実績がない業者を選んでしまうと、失敗や知識不足による勘違いが発生して後でトラブルの元になります。

だからこそ不動産売買時の残置物撤去の実績がある業者がいいでしょう。

それから金額を公開していることも、その業者の誠実さを表しているので重要です。

ホームページで実績を公開していたり、グーグルマップで口コミのある業者を選びましょう。

ちなみにドクターエコでは、作業の詳細から金額、物件のサイズから、2トントラック(アルミバンロング)でどのくらいの荷物を片付けたかを公開しています。

ドクターエコの実績はココから確認できます。

実績があるからこそ高品質のサービスを低価格で実現できるのです。

 

優良業者は『期限以内に必ず片付けてくれます。』

残置物撤去 緊急_即日

ドクターエコに依頼をくださるお客様の中には、「約束していた業者がいつになっても来てくれないので、他の業者を探しています。」と、しびれを切らしてお問い合せくださる方もいます。

「低価格だったから申し込んだのに、いつになっても片付けられなくて…」ということで、申し込みをしたにもかかわらず、なかなか作業に取り掛かってくれない業者もあるようです。

特に残置物は不動産売買時に処分することが多く、期間も1週間以内に片付けきらないといけない、ということはザラにあります。

緊急事態なのに、当日に片付け業者からキャンセルがくるなんてことは決してあってはなりません。

期限通りに残置物を片付けられないと契約がスムーズにいかず、安値で売ることになったり、契約破棄になることもあるので、期限以内に片付けられる業者を、過去の実績を見て選びましょう。

 

優良業者は『電話見積りで作業金額をはっきり言わない。』

残置物撤去 電話見積り

正確な相場価格は現地見積りをしないかぎり、出すことはできません。

ですので、電話でのお問い合わせや見積りで「それだと○○万円で作業できます。」と断定する業者は、ほぼ100%ボッタクリ業者だと考えて間違いないでしょう。

優良業者であれば、はっきりわからないからこそ、電話見積りでは

「20〜30万円くらいです。」
「最低でも10万円はかかると思います。」

のような曖昧な金額しか出すことはできません。

なぜなら、残置物撤去の相場は、物件のサイズやトラックに積み込める量だけでは、分かないからです。

そして、もちろん赤字になってまで仕事をする業者はいないので、大きな金額を提示することになります。

または、低価格を売りにして、後で高額な追加料金がかかるというのがよくある悪徳業者のパターンです。

ちなみによくある見積り方法としては、以下の図のように3種類あります。

見積り方法 図れるゴミの量 正確性
電話見積り
写真見積り
現地見積り

電話見積り、写真見積りでも「冷蔵庫と洗濯機」のような少ない量であれば、正確な見積りを取ることもできます。

しかし、部屋にある残置物すべて、となると

  • 高価買取できる残置物
  • 無料で回収できる残置物
  • 処分費用がかかる残置物

をそれぞれ把握しないといけません。

いくらで買い取れるのかは状態によりますし、処分費用がかかる残置物もいくらかかるのかを計測するには、やはり現場をみないと正確には出せません。

ですので、現場での見積りを必ず行う業者にしましょう。

 

優良業者は『現地見積りを必ず行います。』

残置物撤去 見積り 相場

無料にせよ有料にせよ、現地見積りは残置物撤去を依頼するうえで1番重要と言っても過言ではない必須業務です。(そのためドクターエコでは社長自らが現地見積りに行っています。)

めんどくさがって現地見積りをしない業者を選んではいけません。

無料だから雑、とか有料だから正確というわけではなく、現地見積りをしなければ残置物の量、性質(どうやって処分すると安くなるか)を確認できないので正確な見積りが出せません。

残置物を処分するにあたっての見積り相場がわからない場合は、以下の記事を読んでもらえれば、業者に見積り料金をふっかけられることもないでしょう↓

悪徳業者に騙されないためにも!
悪徳業者に騙されない!残置物撤去・不用品回収の費用相場を5つの指標から見積りする方法
はっきり申し上げますと、現場を見ない限り正確な見積りを出せないというのが、片付け業者の本音です。しかし、それでも、いくらくらいなのか?検討はつけときたい、というのがお客様の本音ですよね。問合せをしたら、高額な料金をふっかけられて嫌な思いをし...

 

優良業者は『追加費用は請求しません。』

追加料金_悪徳業者 残置物撤去

残置物撤去業者の場合、「現地見積りが1番正確」ということは何度もお伝えしていますが、だからと言って安い業者を選べばいいというわけではありません。

ありえないくらいの低料金を見積りで提示して、

「だいたいこのくらいの金額ですが、正直やってみないとわかりません。とりあえず低料金なのでやってみましょう。」

なんて言う業者には気をつけましょう。

作業の途中で、すいません。やっぱり追加料金が必要です。

となるのが目に見えています。

優良な残置物撤去業者は正確な見積りを出すからこそ、追加料金を取りません。

追加料金を取るというのは、要するに業者の見積りが甘かった、もっと言えば見積りを取る業務を怠った、とも言えます。

つまり業者の過失です。

ですので、優良業者は、仮に見積りよりも多いゴミが出たとしてもそれは、自分たちの失敗ととらえ、追加料金を取らずに作業を完了させます。

追加料金がかからない業者を選びましょう。

 

優良業者は『トラックはアルミバンを使っています。』

残置物撤去 2トン トラック 優良業者

↑アルミバンのトラックというのは、よく大手の引越し業者や運送会社が使っているこのような箱型のトラックのことです。

優良業者は、このアルミバンのトラックを使っている業者が多いです。

理由は残置物の中には高価買取できる家具や家電もあり、できるだけ雨風にさらさないのが鉄則ですし、なによりキズをつけてしまっては大変です。

ですので、このようなアルミバンのトラックを使っている事が多いです。

 

残置物撤去 業者 選び方 トラック

↑逆にこのような平トラックと呼ばれるトラックを使っている場合、残置物やお客様への配慮が足らない業者とも考えられます。

つめる荷物の量も少ないので、割高になってしまいます。(もちろん平トラックを使っている優良業者はいますが、アルミバンの2トントラックを使っている業者の方が、気持ち的にも安心できるはずです。)

2トントラック積み放題
2トントラック積み放題は損?ゴミの積載量は4.3倍、残置物撤去の処分費用が6.8倍も...
この業界に長くいると「2トントラック積み放題!」のようなプランをみかけますが、実は2トントラックには10種類(実際に使われるのは主に6種類)あり、2トントラックと一言で言っても、積載量は4.3倍、積める量に関しては6.5倍も違うことを知って...

 

優良業者は「ハウスクリーニングもできる。」

残置物撤去 ハウスクリーニング 業者

「ハウスクリーニングも」と書いているのは、基本的に残置物撤去をする場合はハウスクリーニングが不必要なケースが多いからです。

料金を下げるためにもハウスクリーニングはオプションとなっています。

「料金コミコミ」としている業者は、必要のないサービスの料金も徴収しているので割高になっている可能性もあります。

でも、賃貸からの退去や、物件を売却する時に「さすがに、ちょっとこの状態は大家さん(買い主)に見せられない…」という場合もあります。

ですので、その時はハウスクリーニング(別料金)は別料金で請け負うようにしています。

いずれにせよハウスクリーニングはオプションになっている業者の方が、良心的と言えるでしょう。

 

最低限これだけは!優良残置物回収業者を選ぶために確認する7つのチェックリスト

チェック項目
実績が1000以上はある。
アルバイトスタッフがいない。
現地見積りをしてくれる。
追加料金がかからないことを約束してくれる。
アルミバントラックを使用している。
ハウスクリーニングは別料金。
無理に契約を急かさない。

ここで紹介したように、7つのチェックリストをしっかり守ってもらえれば、悪徳業者を回避することができるでしょう。

ぜひ、悪徳業者にひっかからないためにも、このチェックリストを遵守してください。

 

【最後に】”現地見積りの相見積り”は必ずとりましょう。

最後に、しつこいようですが、現地見積りをしてくれる業者を少なくとも3社、相見積りをとってください。

見積りに来てもらうのが手間…と思うかも知れませんが、これをやらずにして優良業者を見つけることはできません。

むしろ、この手間を省いたがゆえに、ボッタリされたり下手な仕事をされたら、さらにお金がかかるのに、精神的なストレスも抱えることになります。

現地見積りと相見積りは必ずとりましょう。

悪徳業者に騙されないためにも!
悪徳業者に騙されない!残置物撤去・不用品回収の費用相場を5つの指標から見積りする方法
はっきり申し上げますと、現場を見ない限り正確な見積りを出せないというのが、片付け業者の本音です。しかし、それでも、いくらくらいなのか?検討はつけときたい、というのがお客様の本音ですよね。問合せをしたら、高額な料金をふっかけられて嫌な思いをし...