もし、

「賃貸だから売ることもできなければ、生活保護中だからもちろんお金も借りられない…」
と、本当にお金がない状態でも、ゴミ屋敷を片付けることはできます。
なぜなら、通称”ゴミ屋敷条例”という条例が全国的かつ近年急速に増えてきており(3年間で23の自治区が条例化)、ゴミ屋敷を処分するお金を自治体が払ってくれる場合があるからです。
ですので、もし、あなたのまわりにも「お金がなくてゴミ屋敷を片付けられない…」と困っている人がいるようであれば、ぜひシェアしてもらえると嬉しいです。
なぜなら、ゴミ屋敷にはこんな危険性もあるからです↓

ということも踏まえて、ゴミ屋敷を一緒になくしていきましょう。
ゴミ屋敷は補助金が全額おりて片付けられることも…
ドクターエコの経験では、
- ゴミ屋敷清掃の費用を全額自治体が出してくれたり、
- 全額でなくても一部を負担してくれたり、
- 引越し費用を全額負担してくれたり、
ということがあり、ゴミ屋敷の清掃ができたというケースが何件もあります。
ですので、お金がなくても、物件を売ることができなくても、ゴミ屋敷を片付けられる可能性があるので、まだ諦めないでください!
ドクターエコでサポート、片付けをした物件事例は、こちらですので、参考にしてみてください↓

特に、次のようなゴミ屋敷条例を取り入れている自治体に住んでいるのなら、なおさらです。
自治体でゴミ屋敷の条例が増えつつある。
2025年1月現在、ゴミ屋敷を片付けるための法律はまだ定まっていませんが、地域ごとの条例では2008年、東京荒川区を筆頭に全国101の市町村区でゴミ屋敷を改善するために行政が動き出しています。
最近の事例でいうと2023年6月から静岡県浜松市で。2023年4月には三重県で初めて松阪市で執行されています。
その前は、静岡県静岡市、長野県朝日村、大阪府泉佐野市、埼玉県三芳町、栃木県佐野市で施行されています。
詳しくは以下のグラフからこのようにどんどん増えてきています。
北海道 | 長沼町、妹背牛町、ニセコ町、伊達市、様似町、士別町、東川町、上士幌町、陸別町、恵庭市 |
---|---|
青森県 | 六戸町、五戸町 |
岩手県 | 平泉町 |
宮城県 | 登米市、石巻市 |
秋田県 | 秋田市、大潟村、東成瀬村 |
山形県 | 河北町 |
福島県 | 郡山市 |
茨城県 | 筑西市、坂東市、かすみがうら市、小美玉市 |
栃木県 | 宇都宮市、栃木市、さくら市、小山市 |
埼玉県 | 草加市、桶川市、八潮市、三郷市、小川町 |
東京都 | 新宿区、品川区、大田区、世田谷区、中野区、杉並区、荒川区、練馬区、足立区、日野市、武蔵村山市、八王子市 |
神奈川県 | 横浜市、横須賀市、鎌倉市 |
富山県 | 立山町 |
福井県 | 坂井市 |
長野県 | 駒ヶ根市、中川村、木祖村、小布施町、高山村、朝日村 |
岐阜県 | 岐南町 |
静岡県 | 三島市、袋井市、湖西市、浜松市、静岡市 |
愛知県 | 岡崎市、豊田市、小牧市、稲沢市、名古屋市、蒲郡市、豊橋市 |
三重県 | 松阪市、四日市市 |
京都府 | 京都市、井手町 |
大阪府 | 大阪市、泉大津市、茨木市、門真市、泉佐野市、岬町 |
兵庫県 | 神戸市、加東市、猪名川町 |
奈良県 | 十津川村 |
岡山県 | 総社市 |
山口県 | 宇部市 |
香川県 | 土庄町、多度津町 |
福岡県 | 田川市、八女市、岡垣町 |
佐賀県 | 小城市、嬉野市 |
長崎県 | 長与町 |
熊本県 | 合志市、南小国町、あさぎり町 |
大分県 | 杵築市 |
宮崎県 | 高原町、小林市 |
鹿児島県 | 於市 |
沖縄県 | 宜野座村 |
最近の空き家問題や、高齢者の一人暮らしの問題などを考えれば、これからゴミ屋敷は社会現象としてますます増えていく恐れもあります。
ですので、ここの記載されていない自治体でもなにかしらの対応が、はじまっているかもしれません。
去年はなかったけど、今は条例が制定されていて補助金が出る、ということもありますので、ゴミ屋敷がある自治体の窓口に相談してみてください。
ゴミ屋敷条例で補助金を使う流れ5ステップ

ステップ1:市役所に相談する
まずは市区町村の窓口に「ゴミ屋敷の片付けについて相談したい」と伝えましょう。生活保護や福祉課が窓口になる場合が多いです。
ステップ2:必要書類を提出する
収入状況や生活保護受給証明など、補助を受けるための書類を提出します。ケースによっては簡単な調査が行われます。
ステップ3:補助の可否が決定する
書類審査を経て、全額補助か一部補助かが決まります。数日〜数週間で結果が出ることが多いです。
ステップ4:清掃業者に依頼する
市役所の指示に従い、認定された業者や実績のある業者に依頼します。ドクターエコなら補助制度を利用した清掃にも対応しています。
ステップ5:片付け・退去までサポート
補助が決まれば実際の作業に入ります。片付けから不用品処分、必要に応じて引っ越しや原状回復まで一括対応可能です。
まずは市役所に相談してください。
いずれにせよ役所に相談しないと話がすすみません。
なのでゴミ屋敷がある地域の役所に相談しましょう。
まず、どこに相談すればいいかといえば、役所の市民相談です。
自治体によってゴミ屋敷条例の対応している部署が異なるので、役所の市民相談に「ゴミ屋敷についての相談なのですが…」と問い合わせれば適切な部署へ案内してもらえるでしょう。
市民相談の場所がわからない場合は、市役所の電話番号に「市民相談をしたいのですが…」と話をすれば、市民相談につなげてもらえるでしょう。
ゴミ屋敷の片付けを申請しよう。
注意点は、多くの場合(ドクターエコの経験上)、住んでる本人(家主)じゃないと最終的な申請ができない。ということです。
たとえば、ゴミ屋敷条例について質問したり、どのような場合に適応されるか、などの詳しい話を聞くのであれば、家族や親戚、友達などの関係者でも聞けます。
でも最終的な申請については、本人が行わないといけない場合が多いということです。
ただし、もし本人が高齢や病気、なんらかの理由で動けないという場合、付添人がいれば本人が行わなければならない手続きの負担も減らせます。
負担を減らすためにも、まずはゴミ屋敷がある市町村の役所(市民相談)に連絡し、申請までを済ませましょう。
あとは手続きに沿ってすすめるだけ。
※ここはドクターエコの経験上の話で、自治体によって変わると思います。
あとは役所の指示に従って、手続きを進めてください。
大まかな順番としては
- 3〜4社の見積もりをとるように役所から指示される。
- ゴミ屋敷の清掃・片付け業者に問い合わせて見積もりをとってもらう。
- 見積もりを役所に提出する。
- 相見積もりを取った業者の中から役所が選定。
- 業者の決定を家主に報告。
- 業者が撤去に来る。
- 完了後、業者から市役所へと請求書が送られる。
- 役所から業者に支払いがされて全て完了。
という流れです。
ここでゴミ屋敷片付け業者として知っておいてほしいのが、「市役所は見積もりの中身を精査せずに一番安い業者を選ぶ。」ということです。
ですので、見積もりを取る時に、
- 安いけれど、全部はやってくれず、お願いする場合は高額な追加料金を請求する業者。
- 安いけれど、こちらの要望を聞いてくれない業者。
- 安いけれど、重要なモノまで捨てられてしまいトラブルを残す業者。
などに相見積もりをとってしまうと大変です。
安い業者を選ばれて、ゴミ屋敷の片付けを完了できないなんてこともありえるからです。
重要なのは、ゴミ屋敷をしっかりキレイにすること、そして要望を聞いてくれて思ったとおりの仕事をしてくれる業者を選ぶことが重要です。

例えば、ドクターエコから以下の注意点を確認することをオススメします。
相見積もりを取るときの注意点3つ。
「ゴミ屋敷をやっ〜〜〜〜と片付けることができると思ったのに!全然片付けてもらえなかった…」ということがないように、次のことを特に注意してください。
どこまでが料金に含まれるか?
ゴミ屋敷を片付け、清掃をしたところで、もとのキレイな状態にもどるわけではありません。
ゴミ屋敷の状況にもよりますが、ゴミ屋敷になってしまった部屋は老朽化が進んだり、頑固な汚れがこびりついており、ハウスクリーニングもお願いしないと住めるようにはならない。
庭や植木がある場合、樹木が生い茂っていても、それらの手入れや片付けはゴミ屋敷清掃には含まれないのが一般的です。
ですので、再生活できるようにするのであれば、ハウスクリーニングや樹木伐採、場合によってはリフォームもされないと生活できる状況にならないかもしれません。
しっかり実績がある業者かどうか?
ゴミ屋敷清掃を依頼するうえで実績がしっかりある業者を選ぶことは重要です。
実績のない業者は、安価であっても
- 顧客の要望が分かっていない。
- 見積もりができていないので、あとから高額な追加料金を請求される。
- 大事なモノまで捨ててしまう恐れがある。
- 作業がいつになっても終わらない。
などの状況になってしまう可能性があります。
最悪な場合は、ゴミを不法投棄されたり、近所に迷惑をかけてトラブルに巻き込まれたりするので、実績のある業者を選び相見積もりをとることをオススメします。
ドクターエコへのよくある質問
- Q. 生活保護を受けていても片付け費用は出ますか?
- A. ケースによっては、福祉事務所(ケースワーカー)を通じて「一時扶助」などの制度が使えることがあります。退去や長期入院・施設入所などで原状回復が必要と判断される場合に対象となることが多いです。まずは担当ケースワーカーに状況を共有し、必要書類を確認してください。
- Q. 誰が申請できますか?
- A. 原則は本人ですが、体調や事情で動けない場合は、親族やケースワーカー、地域包括支援センターが同席や連絡調整をしてくれることがあります。ドクターエコでもケースワーカーにお繋ぎいただければ、申請のお手伝いが可能です。
- Q. 相談から片付け作業まではどんな流れですか?
- A. まず市民相談で概要を伝えると、所管部署につないでくれます。その後、役所と業者と三者で打ち合わせを行い、現地確認へ。廊下の通路幅や鍵の受け渡し方法を決めておくと、当日その場で「車両(例:2tアルミバン)」「人数(例:3名)」「作業目安(例:4時間)」まで提示でき、スムーズです。
- Q. 見積もりはどのように取ればいいですか?
- A. 原則は「同一仕様」で3〜4社に依頼してください。役所は最安値を選びがちですが、条件を統一すれば「価格だけでなく品質やリスク対応」も比較できます。ドクターエコではBefore/After写真や追加費用条件を明記し、トラブルを防ぐ書面をお渡しします。
- Q. 申請に必要な書類は何がありますか?
- A. 本人確認書類、生活保護受給がわかる書類、同一仕様での見積書(3〜4社分)、室内の状況写真、退去や入退院などの事情説明があるとスムーズです。鍵の取り扱いや写真撮影範囲、貴重品捜索の優先順位も事前に書面化しておくと安心です。
- Q. すべてのケースで補助が出るのですか?
- A. いいえ。自治体ごとに運用が異なり、必ずしも全員が対象ではありません。まずは「市民相談」で状況を伝え、所管部署につないでもらうのが最短ルートです。
はじめの一歩は「まずは相談をする」
まずは、ゴミ屋敷に住んでいるご本人でなくてもいいので、ゴミ屋敷がある役所、もしくはドクターエコに相談してみてください。
役所も無料ですがドクターエコも無料で相談していただくことができます。
相談することで、解決できる悩みもありますし、新しい解決策を提供できるかもしれません。
ですので、まずは無料相談を活用ください。
ゴミ屋敷を片付ける大きな一歩となるはずです。