ドクターエコは、ゴミ屋敷清掃業界において、優良業者(28年間クレームなし)という自負があるので、優良業者の選び方を紹介したところであざとい…と、思われるかも知れませんが、書いていきたいと思います。
なぜドクターエコがわざわざ、こんなことを書いているのかというと、悪徳業者に引っかかるお客様を無くしたいからです!
悪徳業者に引っかかってしまうお客様のためなら、あざといと思われても結構!
むしろ28年の経験からも、最低限この記事で紹介する項目を知ってもらえば、悪徳業者に引っかかるのではなく、優良業者を見つけることができるでしょう。
ドクターエコが近くにない場合でも、優良業者はあるので、ここで紹介する10のポイントをヒントに、優良業者に出会って欲しいと思います。
お客様が優良業者を選んでくだされば、悪徳業者の撲滅に1歩近づくので本望です。
そもそもゴミ屋敷清掃の優良業者とは?
そもそもなにをもって優良業者と決めるのか?が、分かりづらいですよね。
そこでドクターエコは3つの基準を出して、優良会社だと勝手に決めています。
- 見積りが正確で価格が適切。(当たり前)
- 期限までに作業を終わらせる。(当たり前)
- 衛生対策がしっかりできている。(忘れられがち)
でも、どうやったら適正価格で、しっかり作業をこなしてくれて、衛生面にも配慮してもらえる業者を見つけることができるのか?が知りたいんですよね?
それでは1つ1つ説明していきたいと思います。
実績数が見える業者を選ぶ。
3000件のゴミ屋敷を片付けたから言えるのですが、数をしっかりこなして経験を積んでいることは、本当に重要です。
安い業者は実績がないので、価格で勝負している場合をよくみかけますが、つまりそれはゴミ屋敷を片付けるノウハウや技術がないので、金額を安くするしかないのです。
ゴミを片付けるのに、ノウハウも技術もいらないでしょ?と思われるかも知れませんが、低価格のサービスを提供するには、ゴミを最小限まで解体したり、分類する必要があります。
また悪徳業者でなくても、一般的な業者(優良業者ではない)は、これらのノウハウがないので価格が高くなります。
作業実績があるからこそ、しっかり仕事をこなしながら適正価格でサービスを提供できます。(とても当たり前のことですが、これが本当に重要です。)
優良業者は『電話で作業金額をはっきり言わない。』
電話でのお問い合わせや見積りで「それだと○○万円で作業できます。」
と明言する業者は過大見積り(最初からボッタクリ)・過小見積り(あとで追加料金が発生するパターン)な傾向があるので気をつけましょう。
最近、お客様からドクターエコに寄せられた報告は、ある大手のゴミ屋敷清掃業者に見積りを取ってもらったらしいが、電話だけで、
「それだと、だいたいこのくらいの金額です。」と伝えられたそうです。
しかし、他の業者と相見積りを取った結果、相場の3倍も高い金額だった、ということがありました。
大手なので芸能人を使って広告を出せば、その分の料金を経営上、上乗せしないといけないので、確かに高くはなりますが3倍はボッタクリ料金でしょう。
ちなみに見積りの精度は、
見積り方法 | 図れるゴミの量 | 正確性 |
---|---|---|
電話見積り | △ | △ |
写真見積り | ○ | ○ |
現地見積り | ◎ | ◎ |
のような順番になります。
ドクターエコとしても、電話1本で金額を伝えられれば、それほど都合がよい方法はないのですが、経験上やはり電話見積りと現地見積りでは、金額に大きな乖離がでます。
ですので、電話で「それならこの料金で作業ができますよ。」と断言する業者は、たとえ大手だったとしてもボッタクリに近い金額の可能性があるので注意が必要です。
現地見積りをしないというのであれば、なおさら怪しいです。
優良業者は、電話ではおおよその金額、たとえば「10~30万円くらいですね。」と幅を持たせた言い方になります。
電話で見積り金額をはっきり提示する業者には気をつけましょう。
優良業者は『現地見積りを必ず行います。』
無料にせよ、有料にせよ、現地見積りはゴミ屋敷清掃で1番重要と言っても過言ではない必須業務です。
現地見積りをしない業者は、絶対に信頼してはいけません。
先程も書いたように、電話やメールでは現場を計測できないので正確な見積りを出せないからです。
なかには、現地見積りをとるのが面倒くさい(時間と交通費などの手間もかかるので…)という理由から、現地見積りをしない業者もいるので驚きますが、現地見積りをしない業者は、最終的に高額な料金を支払うはめになるので、気をつけましょう。(現地見積りの相見積りは必ず取りましょう。)
↑例えば、このように8畳の部屋だとしても、ゴミの量や状態によって最大で6倍も料金が変わってきます。
ゴミ屋敷清掃は、ボランティアではないので、利益が出ないような仕事のとり方はしません。
現地見積りに来ない会社は、現状をしっかり把握できていないからこそ、最初は安い金額を提示しても、後になってから高額な追加料金を求められることも考えられます。
現地見積りを必ずする会社を選びましょう。
悪どいかもしれませんが、ドクターエコの場合は、社長が無料で全ての現地見積りにうかがっています。
優良業者は『現地見積りで正確な金額を出せます。』
ゴミ屋敷清掃の場合、「現地見積り」の正確性が1番高い、ということをお伝えしましたが、現地見積りでも低品質な業者と優良業者を見分ける簡単な方法があります。
それは低品質な業者、悪徳業者の場合は、
だいたいこのくらいの金額だと思いますが、正直やってみないと分かりません。
というような言い方をしてくる業者です。
作業の途中で、「やっぱり、追加料金が必要です。」という流れになります。
しかし、ゴミ屋敷清掃においては経験があれば、「このゴミであれば、この金額で出来る。」という見積りを正確に出すのが普通です。
ですので、やってみないと分からない。ということはありませんし、低価格なのでとりあえずやってみましょう、という言い方も絶対にしません。
現地見積りをして、「この金額で出来ますよ。」と断言してくれる業者が優良業者です。
優良業者は『追加費用は請求しません。』
あれは、あくまで見積りなので。
電話で聞いていた状況よりも、はるかに量が多かったので…
こんなことを言って、追加費用を請求する業者は不良業者です。
優良業者は追加費用を請求しません。
先程の話と重なりますが、優良業者は見積りを正確に取るから、追加費用が発生しません。(仮に見積りを間違えた場合は、こちらのミスなので、業者側でその費用は負担します。当たり前ですね。)
ただ、もしお客様の都合で、ハウスクリーニングもしてほしい、リフォームもお願いしたい、ということがあれば、新しい依頼として見積りをとり請求をすることはします。
しかし、作業が始まってから、「追加料金を払ってもらわないと、これ以上は出来ません。」というのは悪徳業者、もしくは不良業者の可能性がありますので、見積りを正確にとってくれる業者を選ぶことが本当に重要です。
優良業者を選ぶには相見積りを取って、業者を比較することは最低限必要です。
ゴミ屋敷清掃の相場を知りたい場合は、コチラの記事を開いてもらえれば分かります↓
すでにサービスを利用して、見積りよりも高額な請求を出されてしまったら、以下のリンクから消費生活センター(188)に苦情を申し立ててください。
悪徳業者の撲滅にも繋がりますので、ドクターエコとしても非常に助かります。
優良業者は『料金を下げてまで契約を急かしません。』
今契約していただければ、このくらい割引できますよ。
他の業者がその金額なら、ウチはこの金額(もっと安い金額)で、できますよ。
という業者がたまにいるようですが、それを言うなら最初からその金額を提示しろよ!って思っちゃいますよね。
優良業者は、わざわざトラブルを生むような契約を結びません。
料金を下げられるということは、最初の見積りがボッタクリだったということでもあり、仮に本当に低料金でやるとなると、スタッフに十分な給料を支払うことができません。
ですので、料金を大幅に下げて契約を急かすような業者は気をつけてください。
必ず相見積りをとって、そのなかで納得の行く業者を選ぶことをオススメします。
優良業者は『トラックはアルミバンを使っています。』
↑アルミバンのトラックというのは、よく大手の引越し業者や運送会社が使っているこのような箱型のトラックのことです。
優良業者は、このアルミバンのトラックを使っている業者が多いです。
理由はゴミ屋敷清掃では、多くのゴミを載せられるから、というのもありますが、それよりも、ゴミ屋敷清掃の場合は衛生対策のためにもアルミバントラックが必須だからです。
ゴミ屋敷はほぼ100%悪臭が漂っており、このゴミの匂いも一緒に封じる必要があります。
これが平トラック↑(よくみるトラック)だとゴミの臭いが近隣にも広がり大きな迷惑をかけることにもなります。
優良業者はゴミを片付けるだけではなく、近所への配慮もかかしません。衛生的なことに関しては、特に厳しい基準をもって対応します。
ですので、ゴミ屋敷清掃を依頼する場合はアルミバントラックを使っているかどうかチェックが必要です。
優良業者は『ハウスクリーニングもしています。』
ドクターエコが担当するゴミ屋敷清掃の8割は引っ越しに伴う依頼です。
↑このように、ゴミ屋敷を清掃しても頑固な汚れが染み付いてしまっていたり、トイレや台所などの水回りがひどい状況になっていて、「これでは大家さんに部屋を見せることができない…」というのが一般的な状態です。
ちなみに、賃貸を退去する場合、「原状回復義務」というのがあり、ゴミ屋敷を片付けただけで汚れがヒドイ場合は、賃貸契約を終了できない場合があります。(家賃を払い続けることになってしまうということです。)
ですので、特に引っ越しの場合、ゴミ屋敷を片付けた後でのハウスクリーニングをセットで申し込まれる方が多数です。
もちろん、別の業者にハウスクリーニングをお願いすることもできますが、ゴミ屋敷清掃とハウスクリーニングを行っている業者に依頼すると、見積りを取る手間も省けて費用も抑えられる可能性があります。
それだけではなく、優良業者は基本的にハウスクリーニングも行える設備を整えています(単なるゴミ回収業者じゃない)ので、ハウスクリーニングも行っている業者を選ぶのが無難です。
優良業者は『消臭対策もしてくれます。』
ゴミ屋敷を片付けたい理由はいろいろあると思いますが、そのなかには近隣に迷惑をかけている悪臭をどうにかしたい、というお客様が多数です。
実はゴミ屋敷の匂いはゴミを片付けただけでは解消されません。
ゴミの臭いが壁紙や木材などの至るところに染み込んでおり、消臭対策もしっかりしないと、ゴミ屋敷を解消したはずなのに、まだゴミの臭いがすごい…となってしまいます。
ですので、ゴミ屋敷清掃には消臭対策も必要です。
後から別途で消臭対策をしてもらうこともできますが、余分なお金がかかるので、ゴミ屋敷清掃の一環として消臭対策もしている業者を選びましょう。
最低限これだけは!優良ゴミ屋敷清掃業者を選ぶために確認する6つのチェックリスト
優良業者を選ぶ上での10のポイントを説明しましたが、その中でも特にチェックしてほしい6つのポイントをまとめました。
上記の10のポイントをおさえたうえで、この6つのポイントを確認してもらえれば、大外れということにはならないでしょう。
チェック項目 | ✔ |
---|---|
実績が1000以上はある。 | |
現地見積りをしてくれる。 | |
追加料金がかからないことを約束してくれる。 | |
アルミバントラックを使用している。 | |
ハウスクリーニングも扱っている。 | |
消臭対策もしてくれる。 |
【最後に】”現地見積りの相見積り”は必ずとりましょう。
ここで紹介したチェック項目を必ず確認するとして、優良業者を選ぶには必ず現地にきて見積りをしてくれる業者3社に相見積りをとりましょう。
見積りに来てもらうのが手間…と思うかも知れませんが、これをやらずにして優良業者を見つけることはできません。
むしろ、この手間を省いたがゆえに、ボッタリされたり下手な仕事をされたら、さらにお金がかかるのに、精神的なストレスも抱えることになります。
またドクターエコのように無料かつ現地での立ち会いなしでも見積りができる業者もありますので、見積りでの立ち会いが面倒くさい。という場合はドクターエコに相談ください。