今回の物件は賃貸アパートで身寄りのない入居者が孤独死してしまったパターンです。
不動産管理をされている方にとっては参考になると思う内容です。
今回片付けることになった物件は東京都江東区にあるアパートの一室で、普段からお世話になっている不動産会社様からでした。
身寄りのない方が孤独死をされてドクターエコさんに清掃作業をお願い出来るか確認の電話なのですが…
そこまで状態がひどいわけではないので、まずは物件の確認だけでもしていただけますか?
というご相談を電話でいただいたのがきっかけです。
いつも通り予定を合わせて現地見積りに行ってきました。
無料見積りした時の現場の状況
孤独死だったこともあり、お問い合わせ翌日に早急に見積りに行ってきました。
今回は立ち合い無しのため、不動産会社様に鍵を取りに行ってからの現場入りです。
孤独死をされたそうなので異臭や汚れの心配をしておりましたが、今回は気にならないほどで、遺品整理業者としては片付けやすい状況でした。
※許可いただけたお部屋のみ写真撮影をしました。
↑その時の状態を写真に撮ったものがこちらです。
ワンルームのアパートだったこともあり、残置物の量はトラック1台で収まる算段となりました。
そして今回は、ハウスクリーニングと簡単なリフォーム(柱などの塗り替えと畳の入れ替え)があり、作業は2日間に渡る予定です。
作業量と見積り金額が出たところで、ご依頼くださった不動産会社の担当者様に連絡をして今回は見積り完了となりました。
詳しい金額については記事の下にまとめて書いてあるので、そちらをご覧ください。
再び住めるように、遺品整理・リフォームした後
作業当日は2名とトラック1台が到着。
1日目に全ての遺品を撤去し、2日目にリフォームをする計画です。
※作業を終えた時の状況を撮影させていただきました。
↑結論から言うとこのような形で仕上げることが出来ました。
片付け内容を少しだけ紹介すると、身寄りのない方の遺品整理ということで設備以外は全て処分になりますが、それでも現金や証券などの貴重品が残っていることがあります。
ですので、大型の家具や家電を処分しながらも、貴重品が眠っていそうな場所を随時確認しながら作業を進めていきます。
実際に現金と貴重品と思われる品があったので、保管して後で不動産会社様にお渡ししました。
片付け作業が全て終わり、2日目は水回りなどのハウスクリーニングとリフォーム作業です。
リフォーム工事は、主に塗装と畳の入れ替えがメインになります。
↑このようにマスキングテープを貼り、丁寧に塗装していきます。
前に入った塗装会社の仕事がやや荒く、塗料がはみ出ていた部分もありましたが、今回の塗装で全てキレイに塗り直すことが出来ました。
最後に塗料が乾くのを待ってリフォーム作業も完了。
今回は立ち合い無しの現場でしたので、終わってから担当者様に連絡をして全て完了となりました。
料金・作業内容の詳細を公開!
作業前と作業後の写真を比較してみました。
そして、こちらが今回の作業内容の詳細です。↓
ご依頼者様 | 不動産管理会社様 |
ご依頼エリア | 東京都江東区東陽 |
作業内容 |
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建物 | アパート1R |
作業量 | 2tトラック(アルミバンロング)2台 |
作業時間 | 2日間 |
合計作業人数 | 4名 |
見積り金額 | 350,000円(税込) |
最終的な費用 | 350,000円(税込) |
孤独死の場合、ご遺体の腐敗が進み異臭が部屋中にこびりついてしまうこともありますが、今回はそこまでひどい状況ではありませんでした。
簡単なリフォームもしてキレイな状態になったので特殊清掃も必要無い状態に仕上がっています。
状況によっては、このように特殊清掃をするよりもリフォームをして物件の価値を高めた方が良いケースもありますので、不動産を管理されている方で遺品整理や特殊清掃などにお悩みの方はドクターエコにぜひ、ご相談ください。