「DIYで花壇を作ったけれど、模様替えで不要になったブロックの処分に困っている…」
「台風で崩れたブロック塀の残骸、重すぎて運べない…」
ホームセンターで手軽に買えるブロックやレンガですが、いざ処分しようとすると、その「重さ」と「捨て場所のなさ」に驚愕することになります。
結論からお伝えします。コンクリートブロックやレンガは、ほとんどの自治体で「適正処理困難物」に指定されており、粗大ゴミや不燃ゴミとして出すことはできません。
「数個だけ捨てたい」
「庭じゅうのブロックを全部撤去したい」
どちらの場合も、専門的な処分ルートが必要です。この記事では、プロの視点で最も確実な処分方法と、ドクターエコの「解体・回収サービス」について解説します。
なぜブロック・レンガは自治体で捨てられないのか?
見た目は「燃えないゴミ」に見えますが、自治体での扱いは全く異なります。
主な理由は以下の2点です。
1. 「建築廃材(産業廃棄物)」の扱いになる
コンクリートブロックやレンガは、家の壁や塀に使われる「建築資材」です。
そのため、家庭から出るゴミであっても「産業廃棄物(建築廃材)」や「がれき類」という区分になり、一般のゴミ処理場では受け入れが拒否されます。
2. 処理施設の機械を壊してしまう
自治体のゴミ処理施設にある破砕機(ゴミを砕く機械)は、コンクリートのような硬度の高い塊を砕くようには設計されていません。無理に入れると刃が欠けたり、故障の原因となったりするため、搬入自体が禁止されています。
コンクリートブロック・レンガを処分する3つの方法
コンクリートブロックやレンガを処分する方法は、大きく分けて以下の3つです。量や手間、予算に合わせて最適な方法を選びましょう。
| 方法 | 費用目安 | 手軽さ | 備考 |
|---|---|---|---|
| 1. 自治体 (ゴミ集積所・処理施設) |
数百円〜無料 | △ | 多くの自治体で回収NG(適正処理困難物)。 一部、少量なら不燃ゴミで出せる地域あり。 |
| 2. 持ち込み (ホームセンター・民間施設) |
数百円〜数千円 | △ | 運搬車両が必要。 ホームセンターは「買い替え」条件が多い。 |
| 3. 不用品回収業者 (ドクターエコなど) |
見積もり | ◎ | 電話一本で解決。 運び出しから処分まで丸投げ可能。 |
1. 自治体の行政サービス(ゴミ収集・クリーンセンター)
まずはお住まいの自治体のルールを確認します。多くの自治体では、コンクリートや土は「適正処理困難物」として収集も持ち込みも禁止されています。
ただし、例外的に以下の条件で処分できる地域もあります。
- 不燃ゴミとして出す:片手で持てるサイズに砕き、1回に1〜2個までなら回収してくれる場合。
- 処理施設へ直接持ち込む:ゴミ集積所はNGでも、クリーンセンターへ自分で車で持ち込めば受け入れてくれる場合。
※必ず事前に市役所やホームページで「コンクリートブロックは捨てられますか?」と確認してください。無断で捨てると収集されず、不法投棄とみなされる恐れがあります。
2. 指定場所への「持ち込み」処分(ホームセンター・民間施設)
自治体で断られた場合でも、自分で車を出して指定の場所に持ち込むことで処分できる可能性があります。
A. ホームセンターの「引き取りサービス」を利用する
カインズなどの一部ホームセンターでは、新しいブロックやレンガを購入することを条件に、古いものを引き取るサービスを行っています。
- 条件:原則として「購入した商品と同数・同等品」の引き取り。
- 注意:単なる処分のみ(持ち込みのみ)は断られます。庭のDIYなどで新しい材料を買う予定がある場合に有効です。
B. 民間の産業廃棄物処理業者(中間処理施設)へ持ち込む
建築廃材を扱う民間のリサイクル工場(中間処理施設)の中には、個人からの持ち込み(ガラ処分)を有料で受け入れているところがあります。
- 探し方:Googleマップで「地域名 コンクリートガラ 持ち込み」「建材リサイクル」と検索。
- 注意:基本は業者向けのため、事前に電話予約が必要です。また、土や泥がついていると受け入れを拒否されることがあります。
3. 不用品回収業者に依頼する
「自治体で断られた」「重くて車に積めない」「土や汚れがついている」という場合は、不用品回収業者への依頼が最も確実です。
費用はかかりますが、以下のメリットがあります。
- 重労働なし:部屋や庭からの運び出しをスタッフが全て行います。
- 状態不問:割れているもの、土がついているもの、腐った木材などが混ざっていてもまとめて回収可能です。
- 即日対応:電話をしたその日のうちに片付くこともあります。
「こんな重いもの、どう捨てればいいの?」とお困りならドクターエコへ。写真で見積もりも可能です。
ドクターエコなら「汚れたまま・解体込み」で丸投げOK
ブロックやレンガの処分で一番大変なのは、単に捨てることではなく「そこに至るまでの作業(解体・運搬)」です。
ドクターエコにご依頼いただければ、以下のような面倒な作業をすべて代行いたします。
① モルタル・土が付着していてもOK
DIYで作った花壇などを解体すると、ブロックにセメント(モルタル)がこびりついていたり、土が入り込んでいたりします。
これらをきれいに取り除くのは至難の業ですが、ドクターエコなら混合廃棄物としてそのまま回収可能です。
② 「鉄筋入り」のブロック塀も回収OK
ブロック塀には、強度を保つために鉄の棒(鉄筋)が入っています。
これを分別するには専用の電動工具が必要ですが、当社なら鉄筋が入ったままのブロックも問題なく回収・処分いたします。
③ プチ解体作業もお任せください
「地面に埋まっていて抜けない」「セメントで固めてあって外れない」
そんな場合は、ハンマードリル等の専門工具を持参し、その場で解体・撤去作業を行います。
対応可能な作業例:
- 花壇の撤去・整地
- 物置の下にある基礎ブロックの撤去
- 台風で倒壊したブロック塀の片付け
- ベランダのタイル・レンガの剥がし作業
コンクリートブロック・レンガ処分に関するよくある質問
- Q. 割れたレンガや、細かくなったコンクリート片(ガラ)も回収できますか?
- A. はい、可能です。形が残っているブロックだけでなく、砕けて砂利のようになったコンクリート片(ガラ)も、土嚢袋に詰めて回収いたします。
- Q. ブロック1個だけでも取りに来てもらえますか?
- A. はい、少量回収も承っております。ただし、出張費等の基本料金がかかりますので、他にも捨てたい不用品(プランター、園芸用品、家具など)があれば、まとめてご依頼いただくと1点あたりの処分費がお得になります。
- Q. 庭の奥にあって車が入れない場所ですが、大丈夫ですか?
- A. 問題ございません。トラックが入れる場所まで、スタッフが手運びや一輪車を使って搬出いたします。階段がある場合や、狭い通路を通る場合もお任せください。
- Q. 料金はいくらくらいですか?
- A. ブロックの大きさ、重量、搬出の難易度(階段の有無など)によって異なります。正確な金額は現地の無料見積もりでご提示しますが、お電話やLINEで「標準的なブロックが〇個くらい」とお伝えいただければ、概算費用をお答えすることも可能です。
土や庭石の処分もまとめてご相談ください
ブロックやレンガを処分される方は、同時に「土」や「庭石」の処分も検討されていることが多いです。
ドクターエコなら、これらを別々の業者に頼む必要はありません。すべてまとめてトラックに積み込み、一括で回収いたします。
以下の記事もぜひ参考にしてください。







