「実家の倉庫から、何年前のものか分からないペンキ缶が大量に出てきた」「DIYで余った木材を捨てたいが、業者は高いし、自分で捨てる方法はないの?」
結論から申し上げますと、少量であれば「0円(ゴミ袋代のみ)」で捨てられます。しかし、大量にある場合や中身が液体の場合は、無理に自分でやると事故や怪我のもとになります。
この記事では、不用品回収のプロであるドクターエコが、商売っ気抜きで「まずは自分で安く済ませる方法」を解説し、それでも無理だった場合の「プロによる一括撤去(液体OK)」について、埼玉県の実際の事例を交えて徹底比較します。
そもそも、なぜペンキや資材は「粗大ゴミ」に出せない?
多くの自治体で、塗料や建築資材は「適正処理困難物」に指定されています。
- 液体の飛散リスク:パッカー車(収集車)で圧縮した際に缶が破裂し、道路や作業員を汚染する恐れがあるため。
- 引火性:油性塗料やシンナーは、摩擦熱で火災を引き起こす危険物であるため。
- 産業廃棄物扱い:リフォーム等で出た廃材は、家庭ゴミではなく産業廃棄物としての処理が義務付けられているため。
【レベル1】自分で処分する(費用:0円〜数百円)
「缶が数個しかない」「時間はあるから安く済ませたい」という方は、以下の裏技を試してください。
① ペンキ・塗料は「固めて」燃えるゴミへ
液体のままでは捨てられませんが、固形物にすれば多くの自治体で「可燃ゴミ」として出せます。高い専用凝固剤を買う必要はありません。
- 牛乳パック+新聞紙:牛乳パックに新聞紙を詰め、塗料を流し込んで乾燥させます。
- 【最強】猫砂・オムツ:ペット用の猫砂や余ったオムツ(高吸水性ポリマー)を使うと、新聞紙より圧倒的に早く、大量に吸い取って固まります。
※完全に乾くまで数日かかります。生乾きのまま出すと回収されませんのでご注意ください。
② 木材・資材は「ジモティー」で譲る
昨今の資材価格高騰により、使いかけの木材やペンキは「宝の山」です。
- 0円で出品する:「自宅まで取りに来てくれる方限定」でジモティーに出せば、DIY好きの人が喜んで引き取ってくれます。
- 切断してゴミへ:長い木材も、ノコギリで指定サイズ(30〜50cm未満)に切れば、通常の可燃ゴミ袋で捨てられます。
※全てを引き取ってもらうのはなかなか難しく、金目のものだけが無くなり、処分しにくいものだけが残ってしまうというリスクもあるので、十分に検討する必要があります。
【レベル2】プロに頼む(目安:大量・液体・危険物)
「一斗缶が10個以上ある」「中身が固まっているか液体かも不明」「サビて蓋が開かない」
このような状態で無理にDIY処理をしようとすると、床を汚したり、有機溶剤の臭いで近所迷惑になったりするリスクがあります。
自力処理の限界を感じたら、私たち専門業者(ドクターエコ)の出番です。
ドクターエコなら「中身入り」でそのまま回収OK
私たちは、お客様に「分別」や「乾燥」の手間を一切かけさせません。
こんな状態でも丸投げOK
- 中身が入ったままのペンキ缶、スプレー缶
- ラベルが剥がれて中身が不明な薬品
- 庭に埋もれていたコンクリートブロック、レンガ、土
- 腐った木材、石膏ボード、断熱材
【比較表】「自力」vs「業者」損益分岐点はどこ?
あなたの状況はどちらに近いですか?
| 比較項目 | 自力処分(DIY) | 業者依頼(ドクターエコ) |
|---|---|---|
| 費用 | ほぼ0円 | 有料(見積もり必須) |
| 手間 | 大変 (乾燥数日、カット作業、運搬) |
なし (電話一本で待つだけ) |
| 対応不可 | 大量の液体、不明な薬品、 処理困難物(石・コンクリ) |
ほぼ全品目回収OK |
| おすすめ | ・量が少ない ・時間と体力がある |
・量が多い(遺品整理など) ・物置ごと片付けたい |
【実績紹介】埼玉県さいたま市見沼区|物置解体と塗料撤去
「ペンキだけ」というよりは、「ペンキが入っている物置・倉庫ごとどうにかしたい」というご依頼が非常に多いです。
実際にドクターエコが対応した事例をご紹介します。
案件概要
- 場所:埼玉県さいたま市見沼区島町
- 状況:不動産売却に伴う一軒家(4LDK)の残置物撤去
- 課題:庭にある古い物置の解体と、その中に詰め込まれた大量のペンキ・工具・資材の処分
※実際の現場写真:物置の中に大量の資材が眠っていました
【ここがポイント】
お客様は「家の売却が決まっているのに、物置の中の危険物をどうすればいいか分からない」とお困りでした。
ドクターエコでは、物置の解体作業と並行して、内部の塗料・危険物の分別・回収を一括で行いました。
個別に「解体屋」と「産廃業者」を呼ぶ必要がなく、ワンストップで庭全体を更地にできたため、トータルの費用も抑えることができました。
まとめ:まずは「自分で安く」を検討。無理なら「プロ」へ
ペンキや建築資材の処分は、以下のステップで検討するのが賢い方法です。
- まずは「ジモティー」で0円譲渡を試す。
- 売れ残った少量の塗料は、「猫砂」などで固めて燃えるゴミへ。
- 「量が多すぎて終わらない」「中身が怖くて触れない」と心が折れたら、ドクターエコへ連絡。
ドクターエコは、「他社で断られた液体ゴミ」や「建築廃材」の回収にも強い専門業者です。写真をお送りいただければ、すぐに概算費用をお伝えします。
「こんなに古いペンキでも大丈夫?」
写真査定で、処分費用と回収可否を即判断します。

















