「年末のごみ収集、いつが本当に最後？」「1月はいつから出していいの？」──東京23区に住んでいると、年末年始のごみスケジュールが毎年ほんの少しずつ変わるせいで、カレンダーを調べ直す人が少なくありません。
とくに、燃えるごみ・資源ごみ・粗大ごみ・引っ越しや家じまいで出る大量の家財がいっぺんに動く年末年始は、情報を知らないと「出し切れない」「置き場がパンクした」「回収が終わっていて玄関が埋まった」といったトラブルにつながりやすい時期です。
このページでは、2025〜2026年の東京23区の年末年始ごみ収集のイメージを掴むためのポイントと、各区の公式カレンダーへのリンク、さらに出し忘れ・出し切れなかった時のリカバリー方法や、自治体だけでは現実的に間に合わない量の「不用品」をどう片付けるかまでを一度にまとめました。
「とりあえず今年も同じだろう」と思っている方ほど、一度カレンダーと段取りをセットで見直しておくと安心です。
2025〜2026年の年末年始、ごみ収集はどう動く？全体のイメージ
まず、東京23区の年末年始ごみ収集にはほぼ共通の“型”があります。区や地区により細かい違いはありますが、昨シーズン（2024〜2025）の動きを見ると、次のようなパターンが多く見られました。
- 燃えるごみ：12月最終週の「通常収集日」が年内最終／年始は1月4日前後の「最初の通常収集日」から再開
- 資源ごみ：週1回の地区が多く、年内最終日が中旬〜下旬に前倒しされるパターンが目立つ
- 不燃ごみ：もともとの回数が少ないため、年末年始をはさむと1か月近く間があくこともある
- 粗大ごみ：12月中旬〜下旬で「年内分の受付終了」となる区が多く、申込みは早い者勝ち
- 収集休止期間：多くの区で12月31日〜1月3日を中心に、数日間すべての収集を休止
この記事では、「昨年はだいたいこうだった」というイメージをベースにしつつ、今年の正確な最終日・開始日は必ず各区の公式カレンダーで確認するという前提でまとめています。
年末年始のごみ出しで共通して気をつけたい4つのポイント
23区どこに住んでいても、年末年始に共通して押さえておきたいポイントは次の4つです。
- 資源ごみの年内最終日は「思ったより早い」
古紙・びん・缶・ペットボトルなどの資源ごみは、週1回収集の地区がほとんどです。年末年始は休止や前倒しが入るため、「気づいたら今年の資源ごみ最終日が過ぎていた」というケースが毎年のように起こります。 - 粗大ごみは「収集日」よりも「申込み締切」が先に来る
多くの区で、粗大ごみの年内収集は12月末までですが、受付締切はその1〜2週間以上前に設定されています。カレンダーを見て安心するのではなく、「申込みはいつまでか」を先に押さえることが大切です。 - 年末のごみ置き場はすぐいっぱいになる
大掃除・引っ越し・買い替えが重なるため、集合住宅のごみ置き場は年末になるほどパンパンになります。ギリギリにまとめて出すほど、ごみ置き場を圧迫しやすいので、分散して出す・早めに出す計画が必要です。 - 年末年始の「収集休止期間中」の生活をイメージしておく
4〜5日ごみが出せないと、生ごみの臭い・ペットシーツ・おむつ・缶ペットボトルの山など、生活感のあるごみが一気に溜まります。「この日からこの日まではごみが出せない」と分かっていれば、買い物や調理の量も調整しやすくなります。
昨シーズン（2024〜2025）の例から見る、段取りイメージ
昨シーズンの各区のスケジュールを見ると、多くの区で次のような流れになっていました。
- 12月第2週まで：粗大ごみの年内収集申込みの「安全ライン」。この時期を過ぎると、すでに枠が埋まっている区も。
- 12月第3週：資源ごみの年内最終日が来る地区が増える。古紙・段ボール・びん・缶は、この週までに出し切るつもりで動く。
- 12月最終週：燃えるごみ・一部資源ごみの「年内最終」。大掃除や片付けのピーク。
- 12月31日〜1月3日：多くの区で全品目休止。
- 1月4日〜第1週：燃えるごみを中心に収集再開。資源ごみは地区により第2週以降になることも。
この流れを踏まえると、「粗大ごみは12月第2週まで」「資源ごみは12月第3週まで」「燃えるごみは12月最終週までに出し切る」ぐらいの段取り感覚でいると、年末に慌てずに済みます。
東京23区 年末年始ごみ収集の概要と収集日カレンダー（2025〜2026）
ここからは、東京23区それぞれの「年末年始の動きのイメージ」と「収集日カレンダー」をまとめて紹介します。
いずれも昨シーズン（2024〜2025）の傾向をもとにした概要であり、2025〜2026年の正確な最終日・開始日は、必ず各区の公式ページで確認してください。
- 千代田区
千代田区では昨シーズン（2024〜2025）、燃えるごみ・資源ごみともに12月最終週の通常収集日が年内最終となり、年始は1月第1週の通常曜日から順次再開しました。
住所ごとに収集カレンダー番号が分かれており、同じ千代田区内でも年内最終日・年始開始日が1〜2日ずれることがあります。ご自分の「カレンダー番号」を確認したうえで、年末年始の最終回・初回を押さえておくのがおすすめです。
千代田区収集日カレンダー：
千代田区「資源・ごみ収集日カレンダー（町名別）」
- 中央区
中央区の昨シーズン（2024〜2025）は、燃えるごみは12月最終週まで・年始は1月第1週から通常曜日で再開という流れでした。
「あなたの町のごみ・資源収集曜日」で地域ごとのスケジュールが案内されており、地区によって資源ごみの年内最終日が中旬〜下旬に早まるケースもあります。粗大ごみは12月中旬には年内受付が締め切られることが多いため、早めの申込みが安心です。
中央区収集日カレンダー：
中央区「家庭ごみ収集日・資源回収日」
- 港区
港区では、平日はもちろん土曜・祝日も収集がある一方で、日曜と年末年始は全品目休止となります。昨シーズン（2024〜2025）も、12月最終週の平日・土曜が年内最終となり、年始は1月第1週の平日から再開しました。
オフィス街・住宅街・商業地が混在する区のため、地域により収集曜日のパターンが異なる点が特徴です。資源ごみや大型ごみを出す際は、必ず地区別のカレンダーを確認しましょう。
港区収集日カレンダー：
港区「家庭ごみ・資源の出し方・収集日」
- 新宿区
新宿区の昨シーズン（2024〜2025）は、燃えるごみ・資源ごみとも12月最終週が年内最終となり、年始は1月4日前後の通常曜日から再開しました。
新宿区は住宅地と繁華街が混ざるエリアのため、地域により収集頻度や曜日が異なります。区が公開している地区別カレンダーPDFには、年末年始の休止日も含めて1年分の収集日が記載されています。
新宿区収集日カレンダー：
新宿区「資源回収・ごみ収集日（カレンダーPDF一覧）」
- 文京区
文京区では、昨シーズン（2024〜2025）も12月末の可燃ごみ最終日・1月第1週の再開という基本パターンでしたが、資源ごみや不燃ごみは年内最終が早まりやすい区のひとつです。
文京区の「家庭ごみ・資源の収集日」ページからは、品目別・地区別の収集カレンダーが参照できます。古紙・古布などの資源は、中旬〜下旬の最終日を逃すと年明けまで出せないことがあるため、早めの確認がおすすめです。
文京区収集日カレンダー：
文京区「家庭ごみ・資源の収集日」
- 台東区
昨シーズン（2024〜2025）では、燃やすごみ・資源ごみともに12月最終週の通常収集日が年内最終となり、年始は1月第1週の通常収集曜日から再開する流れでした。
台東区は地域ごとに収集日が細かく分かれており、「資源とごみ出しカレンダー」PDFに年末年始の休止日が明記されています。とくに、瓶・缶・古紙などの資源回収は年内最終日が早まりやすいため要注意です。粗大ごみは年末直前に申し込みが集中するため、12月中旬までの申込みが安全ラインと考えられます。
台東区収集日カレンダー：
台東区「資源とごみ出しカレンダー（地域別PDF）」
- 墨田区
墨田区では昨シーズン（2024〜2025）、可燃ごみ・不燃ごみ・資源ごみのすべてで「12月最終週の通常収集日＝年内最終」となり、1月第1週の通常曜日から順次再開する形でした。
とくに墨田区は、収集日が週1回または2回の品目が多く、年末年始の休止をはさむと次回までの間隔が長くなるため、生ごみ対策や保管スペースの確保が重要になります。各地区の休止日・再開日は「ごみ収集曜日カレンダー」で確認できます。
墨田区収集日カレンダー：
墨田区「ごみ収集曜日カレンダー」
- 江東区
江東区の昨シーズン（2024〜2025）は、可燃ごみ・資源ごみともに12月最終週が年内最終となり、1月4日以降の通常収集曜日から再開するケースが多く見られました。
江東区は地区ごとに回収曜日が区分されており、資源ごみ（瓶・缶・ペットボトルなど）は年末最終が特に早まりやすい点が特徴です。年末の粗大ごみは毎年申し込みが集中し、12月中旬で受付終了となることもあります。
江東区収集日カレンダー：
江東区「地区別資源回収・ごみ収集日一覧」
- 品川区
昨シーズン（2024〜2025）は、可燃ごみ・資源ごみともに12月最終週の通常収集日が年内最終となり、年始は1月第1週の通常曜日から再開する流れでした。
品川区は地域ごとに収集曜日が細かく設定されており、資源ごみ（古紙・びん・缶など）は年末最終日が通常より前倒しされる地区が多いのが特徴です。「ごみ・資源収集日一覧」から、町名別に年末年始の休止日を確認できます。
品川区収集日カレンダー：
品川区「資源とごみの収集曜日・カレンダー」
- 目黒区
目黒区の昨シーズン（2024〜2025）は、12月最終週が年内最終収集日となり、年始は1月4日以降の通常収集曜日から再開というパターンでした。
目黒区は品目ごとの収集頻度が異なるため、年末年始の休止をはさむと次回収集まで間隔が長くなるケースがあります。特に不燃ごみや資源ごみは「月数回」方式のため要注意です。
目黒区収集日カレンダー：
目黒区「ごみと資源の収集曜日一覧・カレンダー」
- 大田区
大田区の昨シーズン（2024〜2025）は、可燃・資源・プラ・不燃のすべてで12月最終週が年内最終収集日となり、年始は1月第1週の通常収集曜日から再開しました。
町丁目ごとに収集曜日が詳細に分かれているため、地区別カレンダーの確認が必須です。資源ごみは年末最終日が前倒しになる地区も多く、早めの出し切りが安心です。
大田区収集日カレンダー：
大田区「資源とごみの収集日カレンダー」
- 世田谷区
世田谷区では、昨シーズン（2024〜2025）も可燃・不燃・資源すべてで12月最終週が年内最終となり、1月4日以降の通常収集曜日から順次再開しました。
東京23区の中でもエリアが広いため、地域別のカレンダー（町丁目別PDF）が非常に細かく分かれているのが特徴です。年末年始の最終日は地区により1〜2日程度のズレがあります。
世田谷区収集日カレンダー：
世田谷区「資源とごみの収集カレンダー（町丁目別PDF）」
- 渋谷区
渋谷区の昨シーズン（2024〜2025）は、12月最終週が年内最終で、年始は1月4日以降に通常収集曜日へ復帰する形でした。
マンションや商業施設が多いエリアのため、資源ごみ（ペットボトル・古紙など）の年末最終日が前倒しになる地区もあります。「ごみ・資源収集日」ページから地区別のカレンダーPDFが確認できます。
渋谷区収集日カレンダー：
渋谷区「ごみ・資源の収集日」
- 中野区
中野区では、昨シーズン（2024〜2025）に12月31日〜1月3日の4日間が全品目休止となり、1月4日以降の通常曜日から再開しました。
資源回収が週1回の地区が多く、12月の資源最終日が非常に早くなる（中旬〜下旬）ケースもあります。住所ごとの収集日カレンダーPDFを事前に確認しておくと安心です。
中野区収集日カレンダー：
中野区「資源・ごみ収集日カレンダー」
- 杉並区
杉並区の昨シーズン（2024〜2025）も、12月最終週がすべての品目の年内最終、1月4日以降の通常曜日から順次再開となりました。
資源回収（古紙・びん・缶）の最終日が早くなる傾向があり、年末の古紙回収は混雑しやすい区でもあります。地区別のリーフレット（PDF）に年末年始の休止日が明記されています。
杉並区収集日カレンダー：
杉並区「資源・ごみ収集日（地区別カレンダー）」
- 豊島区
豊島区では昨シーズン（2024〜2025）、12月末の通常曜日が年内最終、1月4日以降の通常収集日から再開する形でした。
資源回収は週1回の地区が多く、12月の資源最終日が非常に早くなるケースもあるため注意が必要です。「資源・ごみ収集日一覧」ページから、各地区の収集日を確認できます。
豊島区収集日カレンダー：
豊島区「資源・ごみ収集日（地区別一覧）」
- 北区
北区の昨シーズン（2024〜2025）は、12月最終週が年内最後となり、1月4日以降に通常曜日へ復帰しました。
「収集曜日表（PDF）」で品目別・地区別の年末年始の動きが分かるため、年末前に必ず確認しておきたい区のひとつです。粗大ごみは12月中旬で受付が埋まりやすい傾向があります。
北区収集日カレンダー：
北区「ごみ・資源の収集日（収集曜日表PDF）」
- 荒川区
荒川区では昨シーズン（2024〜2025）、12月最終週が燃やすごみ・資源ごみ双方の年内最終となり、年始は1月4日以降に再開しました。
地区ごとの「資源・ごみ収集日」ページが充実しており、年末年始の特別スケジュールが毎年PDFで公開されます。年末は古紙回収の集中が見られるため、早めの排出がおすすめです。
荒川区収集日カレンダー：
荒川区「資源回収・ごみ収集日（地区別一覧）」
- 板橋区
板橋区の昨シーズン（2024〜2025）も、12月最終週が年内最終日、1月4日以降の通常曜日から再開という流れでした。
高密度住宅が多く、年末最後の資源回収が早めに終わる傾向があるため、最後の古紙回収日を逃さないよう注意が必要です。
板橋区収集日カレンダー：
板橋区「資源回収・ごみ収集曜日カレンダー」
- 練馬区
練馬区の昨シーズン（2024〜2025）は、12月最終週の通常曜日が年内最終で、1月4日以降に再開しました。
地域ごとに回収品目の曜日がはっきり区分されているため、年末年始は普段より「回収間隔の変化」が起きやすい区でもあります。「資源・ごみの分け方・出し方」ページから地区別の収集日一覧が確認できます。
練馬区収集日カレンダー：
練馬区「資源・ごみの収集日一覧（地区別）」
- 足立区
足立区の昨シーズン（2024〜2025）では、12月最終週の収集が年内ラストとなり、年始は1月4日以降の最初の通常収集日から再開しました。
エリアが広く、資源回収の曜日が地域によって大きく異なる点が特徴で、年末最終日が早まりやすい地区もあります。「資源・ごみ収集カレンダー（年度版）」で各地区の動きを確認できます。
足立区収集日カレンダー：
足立区「資源・ごみ収集カレンダー」
- 葛飾区
葛飾区の昨シーズン（2024〜2025）は、12月最終週が年内最終日となり、1月4日以降の通常曜日から順次再開しました。
「資源とごみの収集カレンダー（年度版）」には年末年始の休止日が明確に示されており、地区により1〜2日のズレがあります。資源回収の最終が特に早くなる地区があるため、早めの準備が必要です。
葛飾区収集日カレンダー：
葛飾区「資源とごみの収集カレンダー」
- 江戸川区
江戸川区では昨シーズン（2024〜2025）、12月最終週の通常曜日が年内最終、年始は1月4日以降から再開という流れでした。
「ごみ収集・資源回収地域別曜日表」および年末年始のお知らせページから、最終収集日と年始の開始日が確認できます。資源ごみの収集回数が地域によって異なるため、年末最終日の前倒しが起きやすい区です。
江戸川区収集日カレンダー：
江戸川区「ごみ収集・資源回収地域別曜日表」
出し忘れ・出し切れなかったときのリカバリー方法
「最終日を勘違いしていた」「大掃除が間に合わず、間に合わなかった」──そんなときに、あわてて収集日以外に出してしまうと不法投棄扱いになってしまうこともあります。出し忘れ・出し切れなかったときの現実的なリカバリー方法を整理しておきましょう。
- 次回の収集日まで屋内・ベランダで一時保管する
生ごみは二重袋＋消臭剤で臭いを抑え、段ボール・古紙は倒れないよう縛って室内の一角にまとめておきます。ごみ置き場に「収集日以外」に出してしまうのはNGです。 - 年末年始明けの最初の収集日をカレンダーで再確認する
「だいたいこのあたりだろう」で出すのではなく、区のカレンダーで『最初の◯曜収集日』を確認してから出すようにします。 - 粗大ごみは「年内に出せない」前提で次の手を考える
すでに年内受付が締め切られている場合は、年明けの収集を予約するか、不用品回収業者の併用を検討します。
とくに引っ越し・退去・売却前の片付けで家財が一度に出るケースでは、自治体の収集だけではどうしても間に合わない状況も少なくありません。その場合は、次のように「自治体」と「不用品回収業者」を上手に使い分けるのが現実的です。
自治体のごみ収集と不用品回収業者の使い分けイメージ
年末年始は、「自治体だけで十分なケース」と「業者を併用したほうが現実的なケース」がはっきり分かれます。ざっくりとした目安を表にまとめました。
| ケース | 自治体のごみ収集 | 不用品回収業者 （例：ドクターエコ） |
|---|---|---|
| 普段どおりのごみ＋少量の粗大ごみ | ◎ 最優先で使うべき選択肢。料金が安く、ルールが明確。 | △ 基本的には不要。どうしても日程が合わない場合の補完として検討。 |
| 年末の大掃除で、大きな家具・家電がいくつも出る | ○ 粗大ごみの予約が取れれば利用可能。ただし年末は枠が埋まりやすい。 | ◎ 日程を合わせて一度に搬出できる。階段・養生が必要な場合も対応しやすい。 |
| 引っ越し・退去・売却前の片付けで、家財が一気に出る | △ 収集日・申込み枠の都合で、期日までに出し切れないことが多い。 | ◎ トラックでまとめて回収できる。残置物を残さず退去したいときに現実的。 |
| 年末年始の休止期間中に、ごみ置き場が限界まで埋まりそう | × 休止期間中は新たに出すこと自体がルール違反になる。 | ○ 状況に応じてスポット回収を相談。屋内に溜まったごみや家財の一時撤去にも対応。 |
基本的には、自治体のごみ収集が「第一選択肢」です。そのうえで、量・タイミング・物件条件のどれかが厳しいと感じたら、不用品回収業者を併用するイメージで考えると失敗しにくくなります。
大量の家財・残置物があるときの片付けの流れ（ドクターエコを使う場合）
年末年始前後は、「ただのごみ」ではなく家財丸ごと動くケースが増えます。例えば、
- 売却が決まった実家の片付けで、家具・家電・衣類・本が一度に山のように出る
- 退去日が決まっているのに、粗大ごみの予約が取れず押し入れが埋まっている
- エレベーターなしの4階から、大型家具を降ろすのが現実的に無理
こういった場合は、不用品回収や残置物撤去として、ドクターエコのような業者を併用したほうが現実的です。実際の流れは次のようになります。
- Webまたは電話で状況を共有する
「3LDKの実家」「エレベーターなし4階」「大型家具が◯点、家電が◯台」など、おおまかな量と建物条件を伝えます。
ドクターエコでは、ここでざっくりした料金帯と、自治体収集と併用できそうな部分も一緒に整理します。 - 現地見積もりで具体的なプランを決める
スタッフが現地を見て、自治体に出せるもの／出せないもの／残置物として一括で撤去したほうがいいものを仕分けます。
エレベーターの有無・階段の幅・トラックの駐車位置などを確認し、作業時間と人員・トラック台数まで具体的に見積もります。見積もりは無料です。 - 収集日カレンダーと「作業日」をセットで決める
可能なものは自治体の最終収集日までに出し切り、それでも残る分をドクターエコの作業日に一括撤去する、という形で段取りを組みます。
「この日は可燃ごみの最終日」「この日は資源／この日はドクターエコのトラック」と、カレンダーの上に実際の動線を書き込んでいくイメージです。 - 当日は仕分け〜搬出まで丸ごと任せる
作業当日は、スタッフが養生をして搬出ルートを確保し、重たい家具・家電もすべて運び出します。エレベーターなしの高層階や、階段が狭い物件でも対応可能です。
作業後は室内の簡易清掃まで行い、残置物なく引き渡せる状態まで整えます。料金は作業完了後の支払いなので、「見積もりより高くなったらどうしよう」といった不安も少なく済みます。
まとめ：公式カレンダー＋早めの段取りで、「ごみ」と「不用品」を分けて乗り切る
東京23区の年末年始ごみ収集は、区や地区ごとに微妙に違ううえに、資源ごみ・粗大ごみは年内最終日がかなり前倒しされることが多いのが実情です。
この記事で紹介した23区の概要と公式リンクを使って、まずは「自分の区の、燃えるごみ・資源ごみ・粗大ごみの最終回と初回」をカレンダーに書き込み、そのうえで段取りを組んでみてください。
普段どおりのごみ＋少しの粗大ごみであれば、自治体の収集だけで十分です。一方で、引っ越し・売却・実家の片付けなどで“ごみ袋の量”を明らかに超える荷物が出そうな方は、年末が近づく前に一度相談しておくと安心です。
ドクターエコでは、不用品回収や残置物撤去として、自治体のルールを踏まえたうえでの家まるごとの片付けをお手伝いしています。「自治体のごみ収集だけでは現実的に間に合わなそう」と感じたタイミングが、無料見積もりを検討する一つの目安になります。
よくある質問
- Q. 年末年始のごみ収集日って、毎年ほとんど同じですか？
- A. 大まかなパターンは似ていますが、曜日配列や祝日の位置によって最終日・開始日が1〜2日ずれることが多いです。毎年、最新のカレンダーを確認することをおすすめします。
- Q. 資源ごみの年内最終日を逃した場合、どうすればいいですか？
- A. 次回の資源ごみ収集日まで、屋内またはベランダで一時保管するのが基本です。古紙・段ボールは紐でまとめ、雨に濡れない場所に置きましょう。年末に無理にごみ置き場へ出すと、トラブルの原因になります。
- Q. 粗大ごみが年内に収集してもらえない場合は？
- A. すでに年内枠が埋まっている場合は、年明けの収集予約を取るか、退去日などが迫っている場合は不用品回収の併用を検討してください。とくに家財が大量に出る場合は、自治体＋業者の組み合わせが現実的です。
- Q. 不用品回収業者に頼むと、違法な処分にならないか心配です。
- A. 産業廃棄物と異なり、家庭から出る一般廃棄物は自治体ルートを使うことが前提です。ドクターエコでは、自治体のルールに沿ったルートで処分を行い、家財の撤去・分解・搬出といった「片付け部分」をお引き受けしています。
- Q. エレベーターなしの高層階でもお願いできますか？
- A. はい、対応可能です。階段作業や搬出ルートによって必要な人員や作業時間が変わるため、見積もり時に階数や階段の幅を教えていただけるとスムーズです。
- Q. 見積もりだけお願いしても大丈夫ですか？
- A. ドクターエコの見積もりは無料です。金額や内容に納得できない場合は、その場でお断りいただいて構いません。まずは自治体の収集とどこまで組み合わせられるかを一緒に整理するところからお手伝いします。
